概要
100均ソーラーガーデンライトのソーラーパネルを利用した電子オルゴールです。
小学生が夏休みの宿題に作成出来るように部品数とはんだ付け点数が少なくなるようにしました。
ソーラーパネルに手をかざすと音程が低くなりテンポが遅くなるので発電電圧が下がることがわかります。
材料
- ダイソーで買ってきたソーラーガーデンライト
- オルゴールIC(今回は「エリーゼのために」)
- 圧電スピーカー(ピエゾ)
- アルミ電解コンデンサ 33µF(なくてもOK。お好みで10µF~33µFくらい)
- 小さなブレッドボード(もしくは、余っているユニバーサル基板)
回路
ソーラーパネルの外し方
- ねじを外して電池、回路を取り出します。
- ソーラーパネルの配線を基板から外します。
- 配線を絶縁しておきます。
- 外装とソーラーパネルはホットボンドでくっついているのでストーブやドライヤーで外装を温めてのりが少し柔らかくなったタイミングで引きはがします。
工夫
- コンデンサー
電源にコンデンサーを入れているのは雲が通ったりした場合に音程がゆらゆらしてしまうので入れてます。
手元に10µF、33µF、47µFがあったので3つを試してみました。
光が当たった時と暗くしたときの反応が10µFだと早すぎて少し影が出来ただけで音程が揺れてしまいました。
逆に47µFだと光が当たり始めたときに音程・テンポがゆっくり立ち上がり、
暗くするとテンポがかなり遅くなっても鳴っているので箱に入れたときに音楽ではない音だと言われてしまいました。
3つの中では33µFがちょうどよく、室内でパネルに手をかざすと少し音程・テンポが落ちるので面白かったです。 - ソーラーパネルのコネクタ
光があるところでは常に発電しているので回路を組んでいる間も電気が流れてしまいます。
組んだ回路が確認出来てから電源を接続できるようにピンヘッダ・ピンソケットを使いました。
残り物
充電・昇圧回路、ニッケル水素電池、LED、スイッチがあるのでLEDのアノード側に10KΩの抵抗を入れて枕元のライトとしました。
時間が作れれば和紙でカバーを作って行燈のようなものに仕上げたいと思います。
電池はニッケル水素電池用の充電器で充電することが出来ました。
完成後
後からソーラーパネルはそのままに基板を置き換えるように作ると外装とスイッチを利用できると気づきました。
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fumi
さんが
2021/02/14
に
編集
をしました。
(メッセージ: 初版)
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