初版

ベースボール・BSOインジケータ XBEE対応機

# ベースボール・BSOインジケータ XBEE対応機  ## きっかけ ベースボール・BSOインジケータとは、アウトカウントやボールカウントの(BSO)表示のことです。 通常は、左手で持つ薄型で回転ダイヤル式が使われます。しかし、ワンプレー毎に操作が多く、大変です。 もっと、楽に操作できるインジケータを作りたいと考え、IchigoJamで作ってみました。 初めは、手元でインジケータを操作し、確認していました。 しかし、スコアやカウントが電子掲示板で表示される立派な野球場は少なく、 観戦者にも見えるように、手元で操作したインジケータを観戦者にも見せる通信BOXを作りました。 以外にも、一番よく見ているのは、観戦者、監督、選手よりも、主審でした。 ## システム概要図  ## 主要部品 - リモコン部 |部品| 数 | 購入先 |秋月電子の商品コード|当時の値段| |:---|---:|:---|:---|---:| |IchigoJam|1枚|秋月電子|K-09420|\1,620| |ユニバーサル基板|1枚|秋月電子|P-03229|\60| |タクトスイッチ(緑色)|1個|秋月電子|P-03651|\10| |タクトスイッチ(黄色)|1個|秋月電子|P-03650|\10| |タクトスイッチ(赤色)|1個|秋月電子|P-03646|\10| |抵抗(1M)|4個|秋月電子|R-25105|(100個パック)\100| |超高輝度3mmLED(緑色)|3個|秋月電子|P-06313|(10個パック)\200| |超高輝度3mmLED(黄色)|2個|秋月電子|P-07206|(10個パック)\200| |超高輝度3mmLED(赤色)|2個|秋月電子|P-04767|(10個パック)\200| |抵抗(68Ω)|7個|秋月電子|R-14290|(100個パック)\100| |3端子レギュレータ(3.3V0.5A)|1個|秋月電子|I-00538|\100| |xBEE用2.54mmピッチ変換基板|1枚|秋月電子|P-05060|\300| |XBEEモジュール|1枚|秋月電子|M-10069|\2,200| |スペーサー(25mm)|4個|秋月電子|P-07571|4本ｘ\45| |プラスチックケース SW-85S|1個|秋月電子|P-12049|\160| |モバイルバッテリー|1個|ダイソー| - |\300| - 表示部 |部品| 数 | 購入先 |秋月電子の商品コード|当時の値段| |:---|---:|:---|:---|---:| |1WパワーLED(緑色)|3個|秋月電子|I-06769|3個x\200| |1WパワーLED(黄色)|2個|秋月電子|I-06773|2個x\150| |1WパワーLED(赤色)|2個|秋月電子|I-06768|2個x\150| |パワーLED用レンズ|7個|秋月電子|P-04039|7個x\100| |抵抗(10Ω)|7個|秋月電子|-(忘れた。1W流せるモノ)|-(忘れた)| |NPNトランジスタ2SC3225|7個|秋月電子|-(忘れた。350mA流せるモノ)|-(忘れた)| |ユニバーサル基板(10cm X 15cm)|1枚|秋月電子|-(忘れた)|-(忘れた)| |xBEE用USBインターフェイスボード|1枚|秋月電子|K-06188|\1,280| |XBEEモジュール|1枚|秋月電子|M-10069|\2,200| |プラスチックケース SY-150G|1個|秋月電子|P-12054|\800| |モバイルバッテリー|1個|ダイソー| - |\300| ## 回路図 ①IchigoJam基板 ・外部サイト参照[IchigoJam回路図](https://www9.big.or.jp/~mshinoda/IJ/Ichigokan/kairo.png) ・LED端子は、LED7として利用 ・BTN端子は、SW1のスライドスイッチ経由にして、自動起動モードとプログラムモードの切り替えに利用 ・PS2キーボードの5V電源を、XBEEモジュールの3.3V電源に利用 ②リモコン操作部  ・IchigoJam基板と同じ大きさのユニバーサル基盤1枚 ・タクトスイッチ(B:緑色、S:黄色、O:赤色、戻す:黒色)各1個 ・高輝度LED(B:緑色x3個、S:黄色x2個、O:赤色x2個) ③,④XBEEモジュール ・XBEEモジュールのUSB通信接続基盤1枚 ・XBEEモジュールのピッチ変換基盤1枚 ・API通信モードで通信を行う ⑤外部表示部 ・1WパワーLED 計7個 ・LED拡大レンズ 計7個 ・トランジスタ 500mA 計7個 ## 工夫したところ ・Ichigojamの仕様で、プログラムは1Kバイトを4面使うことが来ます。今回は、2面使いました。 注意：再現する場合、XBEE固有のモジュールIDを変更する必要があるので、2面の変更が必要です。 1面のプログラムは、PC用ソフトウェア TeraTermで書き込み可能です。 ・XBEEのAPI通信モード用ファームフェア書き換え、API通信モードのコマンド作成に、DigiKeyが提供しているPC用ソフトウェア X-CTUをインストールする必要があります。 　通信相手の ## プログラム解説 ・1面 ・2面 ## まとめ ・1WパワーLEDと超高輝度LEDを使用しているため、真夏の炎天下でも利用可能です。 ・小型なので、持ち運びに便利です。ただし、利用前日に、モバイルバッテリーの充電を忘れないでください。 ・ZegBee通信なので、見通し300m程度の設置場所を自由に選択可能。主審から30メートル程度が理想的。 ・モバイルバッテリーなので、2試合程度は使用可能。予備のモバイルバッテリーがあれば、安心です。 以上、同じものが欲しい方は、クラウドファンディングで協業しませんか。