PSoCとは
一言でいうと「パソコン内でリアルにはんだ付けできるIC」です。パソコンの画面上で設計した回路がそのままICの中に作りこまれて動作します。
IC内にはオペアンプやコンパレータ、ADコンバータなどのアナログコンポーネントが内蔵されており、回路を設計するだけで、内部で結線されIC内で動き出します。まさに自分だけのアナログICです。
コンポーネント解説シリーズ
PSoCを使い始めたが、コンポーネントのデータシートが英語で読むのが面倒だったので、こんなサイトがあったらいいなで始めたコンポーネント解説シリーズです。
コンポーネントについて
ただのオペアンプです。オペアンプを使いたいときはこれを使います。
- ボルテージフォロワまたはオペアンプで使用可能
- レールツーレール入力、出力
- 最大10mAの出力が可能
Configure
-
Mode
コンポーネントをオペアンプとして使用するかボルテージフォロワとして使用するかを選択できます。フォロワを選択するとオペアンプの回路が自動でボルテージフォロワの回路になります。 -
Output
オペアンプの出力をアナログピンに取り出す場合はOutput to pinを選択し、内部回路だけの場合はInternal onlyを選択する必要があります。 -
Power/Bandwidth
このオペアンプは消費電力を増やすとゲインバンド幅が大きくなります。
Low : 1 [MHz]
Medium : 3 [MHz]
High : 6 [MHz]
らしいです。(2.7V、0.1mA) -
Compensation capacitance
位相補償の容量を選択することができます。データシートに推奨値がありました。
難点
- 内部回路をみることができない
やっぱり正確に使用するためには内部回路を見て、入力段がバイポーラかFETかを確認したいです。そのほかにもバイアス電流なんかのデータも欲しいです。でもこれらのオペアンプのデータシートにあるようなデータが用意されていません。
※GB積やスルーレートは乗っています。
実際に動かしてみる
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yusufu
さんが
2020/04/29
に
編集
をしました。
(メッセージ: 初版)
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yusufu
さんが
2020/04/29
に
編集
をしました。
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