akira.kei が 2025年05月12日22時23分52秒 に編集
コメント無し
本文の変更
[<前の記事](https://elchika.com/article/255eb8fa-f3fd-4546-89e2-786402b65667/) : 次の記事 ## MPLAB X IDEからVSCodeへ PIC開発なら[MPLAB X IDE](https://www.microchip.com/en-us/tools-resources/develop/mplab-x-ide)で開発するのが普通ではある  しかしながら、公式でも[VSCode用の拡張機能](https://www.microchip.com/en-us/tools-resources/develop/mplab-extensions-vs-code)を出しており、それなりに対応に力を入れているらしい。ここではこの拡張機能を試してみた感想を示す。 
## プロフィール設定を忘れずに
## プロファイル設定を忘れずに
VSCodeではJavaプログラムを書いたり、Raspberry Pi PicoのC言語やPython開発をしたり、様々な拡張機能を入れているので、環境の切り替えのために必ず[プロファイルを設定](https://elchika.com/article/ddec9dde-7e50-4a9e-a9c7-6b041c7b2542/)している。PIC開発でも同様に特定のフォルダを設定しつつ、プロファイルで環境を切り替える。 フォルダを開いてプロファイルを設定し、指定の拡張機能をインストールし、MPLABプロジェクトを新規作成しつつ、MPLAB X IDEで[参考にするプロジェクト](https://elchika.com/article/dfdfb8fa-d432-4bcf-91ff-82bf3ab0bb46/)を開いて必要なファイルをコピペしてみた。何の問題もなくWindowsでもMacでも機能するので、特筆すべきトラブルは無い。 ## 何を書きたかったかと言うと 何の問題も無かった、のだから今後もVSCodeでPIC開発を続けるのかと言うと、そんな事はない。その理由は以下だ。 1. MPLAB X IDEは不要にはならない。VSCodeとMPLAB Xの両方が要る(本当かな…) 1. PICkit4も認識してデバッガーも使える。そう、MPLAB X IDEで普通にできることがVSCodeでも出来ているだけだ。 1. VSCodeには#pragma configの自動設定というか設定支援機能がない。MPLAB X IDEでできているのにVSCodeではできない。 1. 嫌いな機能ではあるがMCC(MPLAB Code Configurator)のような機能がVSCodeにない。もちろん使いたくない機能ではあるんだが、これまで使えていたものが使えないと損した気分になる。 1. VSCodeで出来てMPLAB X IDEで出来ない機能が今のところ見つからない。多分、AI利用などだと思うんだけどPICのような小規模開発で使うかな。 1. VSCodeでビット毎の表示方法が出来ない(見つからないだけ?Geminiに聞いたら使い方を教えてくれたが試してない…)。MPLAB Xのシミュレータなら見やすい表示も可能。  そもそもVSCodeに移行する必要があるのだろうか(いや無い)。