恋人がいなくても耳フーしてもらえる装置を作る
この記事はYahoo! JAPAN Hack Day 2019で作成したプロダクトの記事です。
2:10:00から
はじめに
最近ASMRが流行ってます。なかでも人気があるのが美少女の耳元でのささやきや吐息,そして耳に「ふー」と息をかけられる「耳フー」です。
しかし,ASMRには大きな問題があります。それは,音は再現されるのに感覚は再現されないことです。
そこで,恋人や頼める友人がいない私でも現実に近い耳フーを再現する装置を作ります。
材料
- 電気ポッド(ティファールみたいなやつ)
- 適当な囲い(ダンボール)
- 適当なビニール
- PC用4pinファン3つ
- 漏斗
- ビニールホース
- ESP32-DevKitC
- 12VACアダプタ
作り方
息の作り方
耳フーを再現するには,まず息を作らなければなりません。
人間の吐息の温度は37℃程で,湿度もそれなりにあります。
そこで,電気ポッドで水蒸気を発生させそれを用いることにしました。
電気ポッドはポッド内の蒸気圧で沸騰を検知し,スイッチを止める仕組みです。
そこで,蓋を開けっ放しにすると常に沸騰し続け,蒸気を生成し続けます。
それをダンボール等で囲って蒸気を蓄えれば息の完成です。
吐息
吐息は強くなったり弱くなったりします。
今回は簡単に制御するためにESP32とPWM端子のある4Pinファンを使って制御をします。
ESP32ではシリアルから送られた値をつかいファンのスピードをコントロールします。
PCファンの端子は
1 : GND
2 : 12V
3 : RPM Signal
4 : PWM Signal
です。
1,2 をACアダプタにつなぎ,4をESP32のGPIOに接続します。
PWMファンを使っているため,ESP32は送られてきた値の通りにPWMを出力すればいいだけです。
PCFAN は風量を稼ぐために3つ直列に接着剤で固定します。(全部同じGPIOにつなげる)
そこにビニール袋をかぶせ,袋の奥に穴を開け漏斗を差し込みホースを繋げば筐体は完成です。
水蒸気量と空気の混合率をファンを置く場所でいい感じに整えてください。
ユニティーちゃんに耳フーされる。
例としてユニティーちゃんに耳ふ~されるVRアプリを作りました。
温かい吐息があるだけで本当にいるかのような感覚があじわえます!
Github
最後に
みなさんも耳フー装置を作って,いつでも耳フーをしてもらえる生活をおくりませんか!
様々なリアル!耳フーコンテンツが増えることを期待しています!
-
sumizome0213
さんが
2021/02/28
に
編集
をしました。
(メッセージ: 初版)
-
sumizome0213
さんが
2021/02/28
に
編集
をしました。
-
sumizome0213
さんが
2021/02/28
に
編集
をしました。
ログインしてコメントを投稿する