kinakonoko が 2022年09月14日23時44分10秒 に編集
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# 概要 SPRESENSEを用いて駐車料金管理システムに応用できるであろうものの原型を作ってみました。カメラでナンバープレートの情報を読み取り、GPSからの時間の情報と車のナンバーを記録するシステムです。Excelを用いてデータをcsv形式で記録していきます。 # 使用した技術 このシステムを作るにあたって、まずソニーセミコンダクタソリューションズのYouTubeチャンネルを見てSPRESENSEについて勉強しました。無料でいいのか!?と疑ってしまうほど内容がしっかりしているのでおすすめです。 ### NNC NNCとは、ソニーセミコンダクタソリューションズが開発しているGUIベースでAIのアルゴリズムを作成できるソフトの事です。SPRESENSEはここで作成したアルゴリズム(モデル)を利用して画像認識をすることができます。これを利用してナンバープレートを認識させたいと思い、下記動画を参考にNNCのモデルを作りました。 @[youtube](https://www.youtube.com/watch?v=T7j3AvF-u6A) ### GNSS 次に、駐車料金を管理するためには正確な時間が必要であると考えたとき、これはSPRESENSEの特徴であるGPSを利用できるのではないかと考え、下記動画を参考にGPSを使ってみることにしました。 @[youtube](https://www.youtube.com/watch?v=6Z3dwxap3p4) ### コーディング 今回は主にArduino IDEでコーディングしました。SPRESENSEのサンプルプログラムや、下記gitに公開されているプログラムを利用しています。 [GitHub - Spresense-Tech-Seminar-Basic](https://github.com/TE-YoshinoriOota/Spresense-Tech-Seminar-Basic) # 使用したもの # NNCを用いたナンバーの取得 ### NNCで作成したモデルを利用した画像認識 SPRESENSEはNNCで作成したモデルを利用して画像認識を行う事ができます。OpenCVなどを用いることで画像認識する事は可能ですが、SPRESENSEのような非常に小さなマイコン、また、非常に少ない消費電力で画像認識が利用できることには感動です。 上記で示した動画を参考にモデルのファイルを作成します。  このファイルをSDカードにコピーして、サンプルコードを実行してみます。 
十分の精度で認識してくれます。
十分の精度で認識してくれています!これを応用してナンバープレートを認識させます。
# 正確な現在時刻の取得
SPRESENSEには、GNSSアンテナを搭載しており、高い精度で位置を測位できます(こんな小さいマイコンの中なのにすごい…!)。まず、利用方法を把握するため、下記のサイトを参考にサンプルコードを理解しました。
[Spresense Documents - Spresense Arduino チュートリアル](https://developer.sony.com/develop/spresense/docs/arduino_tutorials_ja.html#_tutorial_gps) サンプルコードは、SPRESENSEをArduino IDEで利用できるように環境設定などをすると追加されるスケッチ例のgnss.inoを参考にしました。環境設定については下記サイトを参照 [Spresense Arduino スタートガイド](https://developer.sony.com/develop/spresense/docs/arduino_set_up_ja.html)
# LCDに情報を表示 # Excelにデータを送信 # それっぽいケースの制作 # ソースコード