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taltalp が 2020年03月14日02時30分14秒 に編集

初版

タイトルの変更

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パソコンの電源を電子工作用の電源装置として使う

タグの変更

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電子工作

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電源装置

本文の変更

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タイトルの通り、パソコン用の電源を電子工作で使っていこうと思います。 部屋を掃除していたら、玄人志向のKRPW-N600W/85+という6000円程度の電源を発見しました。 ![キャプションを入力できます](https://camo.elchika.com/fc6046aea074aa2892d97bd0edfeef5501f37a6e/687474703a2f2f73746f726167652e676f6f676c65617069732e636f6d2f656c6368696b612f76312f757365722f30636231363661662d616538622d346431312d393136362d6465646531383239313039612f66656230623762312d653635612d343030322d396531372d613436306631653733613139/) ## ピン配置 パソコンの電源は正式には[ATX電源](https://ja.wikipedia.org/wiki/ATX%E9%9B%BB%E6%BA%90)と呼ばれます。ATX電源には様々な形のコネクタが存在しますが、その中でも24ピン(または20ピン)コネクタが、まさにパソコンの最も主要な部分に電源を供給しています。 この24ピンコネクタのピン配置は下図のようになっています。 ![キャプションを入力できます](https://camo.elchika.com/d730d571856b2afd0515ce9e084686cf55f350fb/687474703a2f2f73746f726167652e676f6f676c65617069732e636f6d2f656c6368696b612f76312f757365722f30636231363661662d616538622d346431312d393136362d6465646531383239313039612f30613638356239642d313737612d343861612d383038342d306531336534623839663036/) ([Wikipedia - ATX電源](https://ja.wikipedia.org/wiki/ATX%E9%9B%BB%E6%BA%90)より引用) これを見ると、+3.3V、+5V、±12Vとたくさんの種類の電源が取れます。 ちなみに今回使用した電源では画像のように、+12V/50Aと非常に大電流が取れます。(大きすぎて危険なので自己責任でお願いします。) ![キャプションを入力できます](https://camo.elchika.com/3efadd30c5bbf90195fd36ea09041a30df51a483/687474703a2f2f73746f726167652e676f6f676c65617069732e636f6d2f656c6368696b612f76312f757365722f30636231363661662d616538622d346431312d393136362d6465646531383239313039612f35353535323565612d393162332d343031622d623830332d323531613235326565386333/) ## 電源のとり方 24ピンコネクタの16番ピン(Power on 緑色)をGroundに接続すると、ATX電源のファンが回りだして各ピンに電圧が発生します。 画像のようにショートしてあげれば動きました。 ![キャプションを入力できます](https://camo.elchika.com/9c7b99d44e9a907218e337e376159a307ea3b64f/687474703a2f2f73746f726167652e676f6f676c65617069732e636f6d2f656c6368696b612f76312f757365722f30636231363661662d616538622d346431312d393136362d6465646531383239313039612f62613330646461642d356365332d346434372d623965652d323237333631616630363335/) ## まとめ まとめるほども無いほど簡単にATX電源から複数の電源を取ることができました。 値段も手頃なのでちょっとした電子工作や、大電流が必要なアプリケーションに使えそうです。 一方で、非常に大きな電力が取れるので作業をする際は感電に十分に注意してください。 (自己責任でお願いします。)