uchan が 2022年01月18日00時04分11秒 に編集
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KiCadでプリント基板:ALLPCB向けガーバー設定ではX2拡張をオフにしよう
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[ALLPCB](https://allpcb.com/) にプリント基板を発注する際は「拡張 X2 フォーマットを使用」をオフにするのが大切だということが分かりました。 ![今回行ったPcbnewのプロット設定](https://camo.elchika.com/61ac3ef6110571c30580b0589bbefd71049dac95/687474703a2f2f73746f726167652e676f6f676c65617069732e636f6d2f656c6368696b612f76312f757365722f63333936313234302d643365342d346361652d396632662d3965396366383634616562342f35363261646161382d663432372d343031312d623335622d333938343633646466396663/) 上図は今回私が ALLPCB への発注で使用した設定です。 ALLPCB の中の人が書いた記事 [How to export Kicad PCB to Gerber file](http://allpcb.blogspot.com/2018/08/how-to-export-kicad-pcb-to-gerber-files.html) では「Include extended attributes」がオンになっているように見えます。古い KiCad の画面なので私が使っている KiCad バージョン5.1.10 とは設定項目が異なります。名前から察するに、おそらく「拡張 X2 フォーマットを使用」に対応する設定なのではないかと思います。 デフォルトでこの設定はオンになっていますし、上記記事でもオンのままであったので、私も最初はオンのままガーバーを生成し発注しました。それでも 2 つの基板は無事に製造され、届いたのですが、3 つ目の基板を発注した際に「ガーバーに問題がある」ということで差し戻されてしまいました。上記オプションをオフにしてガーバーを生成し直したところ、無事に受け入れてもらえました。 ALLPCB の担当者曰く「RS-274X 形式のガーバーファイルを提出してください」とのことでした(担当者から言われたのは「RS-274」なのですが、おそらく RS-274X のことだと思います)。KiCad には「RS-274X」の設定項目は見当たらないのですが、いろいろ検索してみると「拡張 X2 フォーマット」を使わなければ RS-274X になりそうな感じがします。他の基板メーカーの記事で X2 オプションを使わないでください、という記載も見当たります。 [Seeed の記事](http://support.seeedstudio.com/knowledgebase/articles/1187731-kicad%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%92%E5%87%BA%E5%8A%9B%E3%81%99%E3%82%8B%E6%96%B9%E6%B3%95)