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google_homer が 2021年05月19日08時36分30秒 に編集

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# 概要 簡単すぎる4足歩行ロボットです。足としてサーボ(+サーボホーン)4台をobniz 1Yに接続し、モバイルバッテリーの裏に両面テープで張り付けるだけでできます。分かり易いブロックプログラムで、数学などは使わず簡単なロジックで実現しました。 # 歩行動画 @[youtube](https://youtu.be/lNPCKF9c-DE) # 歩行モデル ( トロット歩容 ) 犬など多くの4足歩行動物が行っている、**トロット**という歩き方を採用しました。 1脚当たりサーボ1台の1自由度として構成し、歩容モデルを定義し各サーボの回転絶対角度を求めました。 ![キャプションを入力できます](https://camo.elchika.com/e893e18e823e1ecf5cc45d42f3af96c44e388b32/687474703a2f2f73746f726167652e676f6f676c65617069732e636f6d2f656c6368696b612f76312f757365722f65343365343032322d393862382d346531382d393830342d6665663439353639616538372f63306363363464612d333835362d343933332d383534332d333539323866636661613033/) # プログラム ( 所要時間 10分 程度 ) 起動直後、Action-0関数で直立動作をさせています。 (詳細は後述しますが、初回のみこの状態の時に脚を取り付けます。) トロット歩容ボタンを押している間、歩き続けます。 Action-1/2関数は、前述の歩行モデルのActionのサーボ絶対角度に対応しています。 Action-1/2関数内の待ち時間を変更すれば、歩く速さを調整できます。 ==obniz IDはマスクしてあるので、自分のIDに変更して下さい== ==下記クリックでプログラムがクリアに表示されます== ![キャプションを入力できます](https://camo.elchika.com/81feeae8030335cb881bf54db6b93f4053d24e0b/687474703a2f2f73746f726167652e676f6f676c65617069732e636f6d2f656c6368696b612f76312f757365722f65343365343032322d393862382d346531382d393830342d6665663439353639616538372f62663465383361362d353632332d343431362d393439372d343239383031626338613634/) # 部品 | 品名 | 型番 |数量 | 備考 | |:---:|:---|:---|:---| | マイコン | obniz 1Y | 1 || | サーボモータ | MG90S | 4 |付属のサーボホーンを脚として使用| | モバイルバッテリー | CHE-061 | 1 | chero Canvas、2A以上の出力必要 | | USBケーブル | Type-C 10cm | 1 | DAYSO | | ピンヘッダ | 両端ロング40ピン | 1 | 破断し12ピン使用 | | 強力両面テープ | 幅15mm |少々 | 45mm長×2枚切り取り | | ハサミ | |1 | 両面テープ切断用 | 界隈なご家庭には、モバイルバッテリーとサーボモータ数台は必ずストックがあると思うので、obniz 1Y以外の費用は実質0円。(のはず) ![キャプションを入力できます](https://camo.elchika.com/133cf56cfe85559fedaae38e86f9bd28175b82c3/687474703a2f2f73746f726167652e676f6f676c65617069732e636f6d2f656c6368696b612f76312f757365722f65343365343032322d393862382d346531382d393830342d6665663439353639616538372f36333361653764612d326131352d343764392d393835372d623136356436646664363731/) # 配線図

+

サーボ4台を12連ピンヘッダを介してobnizに接続して下さい。 サーボの位置/ピン番号/ケーブルの色に注意して接続して下さい。

![キャプションを入力できます](https://camo.elchika.com/de21c22045834f7501ca417b96fe67ce2ad128eb/687474703a2f2f73746f726167652e676f6f676c65617069732e636f6d2f656c6368696b612f76312f757365722f65343365343032322d393862382d346531382d393830342d6665663439353639616538372f35353336303864342d366532662d346539382d623432342d653139396562323831663662/) ケーブルの取り廻しは、下記動画を参照して下さい。 # 組み立て手順 ( 所要時間 3分 程度 ) ピンヘッダは40連から12連分を手で切り取って使用します。 サーボ4台を12連ピンヘッダを介してobnizに接続します。 サーボをモバイルバッテリーの裏に両面テープで貼り付けます。 ==サーボホーン(脚)は、後述のキャリブレーションで取り付けます== @[youtube](https://youtu.be/fqDoXtTwefo) # 脚取付と直立キャリブレーション( 所要時間 1分 程度 ) ロボットの脚として、サーボモータ付属のサーボ一ホーンの一番小さいやつを利用します。 プログラムを起動すると、各サーボに直立の90°への回転命令が発行されます。 (動きは見えずらいですが、下記動画の音でサーボが90°に回転した事を確認できます。) その後、サーボホーンを床に対して最も(※)直立になる位置で取り付けます。 あとは画面のトロット歩容のボタンを押して、歩行を楽しんで下さい。 ==※サーボ回転軸の溝の構造上、完全に直立はしないかもしれませんが問題ありません== @[youtube](https://youtu.be/SGfQpyK-I1w) # まとめ おどろくほど簡単な機構とプログラムで4足歩行できました。 サーボはMG90S使用しましたが、より安価で一般的なSG90当たりでも行けるはずです。 ==サイズや重量の異なるバッテリーを使用したりサーボの組付け位置が変わったりした場合などは、サーボの角度を微調整する必要があるかもしれません==