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uchan が 2021年07月14日22時30分22秒 に編集

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エミッタ接地増幅回路の基板製作

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トランジスタ

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エミッタ接地回路

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増幅回路

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基板自作

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KitMill

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[uchanの電子工作ラボ](https://uchan.net/lab/) の作品製作シリーズとして、エミッタ接地増幅回路を作りました。 ## 作ったもの 「定本 トランジスタ回路の設計」(鈴木雅臣 著、1991年)に載っている回路を実装するためのプリント基板を作り、各種部品をはんだ付けしました。 ![エミッタ接地増幅回路の回路図](https://camo.elchika.com/30b570dba464b6791c1632f57ef68b85b1f887e7/687474703a2f2f73746f726167652e676f6f676c65617069732e636f6d2f656c6368696b612f76312f757365722f63333936313234302d643365342d346361652d396632662d3965396366383634616562342f61616632633763612d666165312d343931622d626565352d666134616365323662353164/) 本に掲載されていた回路図を KiCad で書き直したものです。KiCad でプリント基板のパターンを作成するには、まず回路図を用意しておくと楽です。 ## 基板切削 回路図を書いたら Pcbnew を起動し、部品配置と配線をします。配線ができたらガーバーデータを出力し、KitMill で実際の基板を作ります。ガーバーデータから KitMill 用の CNC プログラムへ変換する方法は「[KiCad + FlatCAM で KitMill 用の基板切削データを作る](https://uchan.hateblo.jp/entry/2021/06/20/222233)」にまとめました。 ![作成したプリント基板](https://camo.elchika.com/9fc137b6ecc3576fe73f1cc78480e107a8692a56/687474703a2f2f73746f726167652e676f6f676c65617069732e636f6d2f656c6368696b612f76312f757365722f63333936313234302d643365342d346361652d396632662d3965396366383634616562342f65336464613935612d363761332d346230322d626139312d363435373165376564323936/) 当ラボにある KitMill CL200 を用いて、片面銅張基板を切削して作りました。このくらいの単純な回路であれば、配線図の作成から切削まで、慣れれば 1 時間かからず製作できます。海外に発注するより早く仕上がります。 ## 動作の様子 ![入力波形と出力波形](https://camo.elchika.com/1351244948617931b15af6642e4ea90f113d0cfe/687474703a2f2f73746f726167652e676f6f676c65617069732e636f6d2f656c6368696b612f76312f757365722f63333936313234302d643365342d346361652d396632662d3965396366383634616562342f33613464366630342d303537632d343838392d623661632d333863663365653338616366/) 実装した基板に 1KHz のサイン波(黄)を入力し、動作を確認しました。 出力波形(赤)は、入力波形を反転して 5 倍したものになっていることが分かります。設計通りです。