Nagatuki が 2020年05月06日00時02分36秒 に編集
初版
タイトルの変更
非力なマイコンの入力装置として、PS/2キーボードのすすめ
タグの変更
電子工作
Leafonyプレゼントキャンペーン
本文の変更
# はじめに 電子工作でマイコンを使っていると、何かしらの方法でマイコンに入力をして操作したい時が出てきます。 ちょっとした入力であればタクトスイッチのような簡単なスイッチを用いればいいですが、それなりに細かい入力を行う場合には若干勝手が良くありません。個数を増やせばピンは占有されますし、値段も上がっていきます。 そんなとき候補に挙がるのはパソコンのキーボードです。スイッチ数も多いですし、秋葉原などでは経験上100円前後で入手可能です。 # PS/2コネクタのキーボード 巷に転がっているキーボードは、そのコネクタの形状からざっくり2種類に分類することができます。1つはUSB。ただしこれをマイコンから操作するには少々難があります。 そこで今回注目するのがPS/2です。PS/2コネクタのキーボードをざっくり説明すると、古いパソコンのキーボードです。  Wikiによると、コネクタの物理形状はミニDIN6Pコネクタ、通信方式は同期シリアル通信となっています。 コネクタのミニDIN6Pコネクタは秋月電子などで簡単に手に入れられます。また通信方式に関しても、複雑なものでは無いので8bitマイコン等非力なマイコンであっても問題なく制御できます。 # コネクタの確認 先の通り、コネクタはミニDIN6Pコネクタです。ピンは6本ですが、このうち使用するのは4つ。それぞれVcc, Ground, Clock, Dataとなっています。Vccでかける電圧は+5 Vなので、マイコンから操作するにも勝手がいい。  ClockとDataは共に双方向です。オープンコレクタとなっており、ソケット側とプラグ側両方でプルアップされています。プルアップ抵抗は1~10 kΩ程度らしい。 # 通信