crow が 2021年02月25日21時42分40秒 に編集
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**製作のきっかけ**
バイクってカーナビが無いんですが、最近のけっこう高価なスマホをナビ代わりにするの、ちょっと怖いです。 高速道路で落としたら...と考えるとちょっとつかえないですし、スマホのとりつけステーもサイズが大きくてバイクの雰囲気が変わってしまいます。
バイクってカーナビが無いんですが、最近のけっこう高価なスマホをナビ代わりにするの、怖いですよね? 高速道路で落としたら...と考えるとちょっとつかえないですし、スマホのとりつけステーも意外とサイズが大きくてバイクの雰囲気が変わってしまいます。
そこで、小さくて比較的安価なM5stackを使ってナビがわりの地図表示器を作ることにしました。 **準備するもの** - M5stack gray - 適当なモバイルバッテリー - Soracom 3G module - 車用ベルクロ(ノリ付き)
入手が難しいのはsoracom 3G moduleくらいです。パーツ屋では在庫切れのことが多く、ソラコムのウェブサイトから注文するしかない気がします。 他はM5stackを取り扱っているお店や車用品店を回れば手に入ると思います。 モバイルバッテリーは、熱に強そうな銀色にしました。炎天下でも使うので黒は避けましょう
**製作の手順**
プログラムは、githubで公開しています。 https://github.com/crowpilot/m5-soracom-navi 地図データは地理院のpngを使用しているので、メモリが不足しやすく、画面いっぱいに表示するために必要な全ての画像をスプライトに入れる事ができませんでした。
なので、一般的なカーナビみたいに画面をリアルタイムで動かすのはあきらめて別の方式にしました。
画面の端にきたら地図を都度読み込み直すようにつくってあります。
今回は、画面の端にきたら地図を都度読み込み直すようにつくってあります。 位置情報の取得については、GPS以外の方法を試してみました(パーツ点数削減のため)
M5stack内のwifiで周囲の無線LANを確認し、google geo locationを使って位置情報を取得 地理院地図をダウンロードして表示します。
![キャプションを入力できます](https://camo.elchika.com/cd6064a08574055ee5d1a5f4caea6b135b51a1d0/687474703a2f2f73746f726167652e676f6f676c65617069732e636f6d2f656c6368696b612f76312f757365722f39383830303734372d663338332d343731612d626363662d3461343832336639376563662f35373730343664322d383361312d343631612d613037612d613864623965663761633637/)
下の画像は、位置情報を手打ちして適当な山の中を表示しています。 実際はわりと高い精度で自分の位置を特定できます。 ![位置はてきとう](https://camo.elchika.com/cd6064a08574055ee5d1a5f4caea6b135b51a1d0/687474703a2f2f73746f726167652e676f6f676c65617069732e636f6d2f656c6368696b612f76312f757365722f39383830303734372d663338332d343731612d626363662d3461343832336639376563662f35373730343664322d383361312d343631612d613037612d613864623965663761633637/)
**バイクへの取り付け** 色々試したのですが、コンパクトで取り外しが楽なベルクロにしました。 ![キャプションを入力できます](https://camo.elchika.com/3c0394ee7e0489922bd2d043820b1431092afe63/687474703a2f2f73746f726167652e676f6f676c65617069732e636f6d2f656c6368696b612f76312f757365722f39383830303734372d663338332d343731612d626363662d3461343832336639376563662f37663934313961392d643964612d346231382d626632332d313734663466613766623232/) バイクの適当な場所にベルクロを張り付けます。 おすすめとしては、ちくちく側を車体です。 ちくちく側をm5stackにすると、取り付けのときとかバイクに傷つけそうでいやなので エーモンのベルクロはノリがわりと強力なので大丈夫そうです。 M5stack内臓のバッテリーのみだと長時間使えないので、モバイルバッテリーの取り付け分も確保しました。 取り付けた結果がこちら (地図はボカしてます) ![キャプションを入力できます](https://camo.elchika.com/49c42cb7106fbaf0ba8668ad91b18dc07e87d402/687474703a2f2f73746f726167652e676f6f676c65617069732e636f6d2f656c6368696b612f76312f757365722f39383830303734372d663338332d343731612d626363662d3461343832336639376563662f66623365363734612d313064612d343435372d396565382d653036316235356336376166/) バイクの座席からはこんな感じ 実際はハンドルに隠れるので走行中は見ちゃダメ ![キャプションを入力できます](https://camo.elchika.com/50a5d9b81b563c17d8522dec6542ead9f4af74cf/687474703a2f2f73746f726167652e676f6f676c65617069732e636f6d2f656c6368696b612f76312f757365722f39383830303734372d663338332d343731612d626363662d3461343832336639376563662f30623063373365302d363038662d343934632d393936612d623336363230323431613638/) 取り付け位置はベルクロが貼れる場所ならどこでもOK
ハンドルステムが見やすい人はそっちの方がいいかも
ハンドルステムが見やすい人はそっちの方がいいかも ほかにも、小さめのステーを使うなどして自由に取り付けられます。 スマホホルダーはバイクへの取り付け位置の自由度が低いのですが、M5stackを使う事でバイクの狭いスペースにナビを取り付ける事ができました。 M5stackを使うと、カーナビ以外にもいろいろな計器をバイクに取り付けれるので今後も何か作っていきたいですね