PSoCとは
一言でいうと「パソコン内でリアルにはんだ付けできるIC」です。パソコンの画面上で設計した回路がそのままICの中に作りこまれて動作します。
IC内にはオペアンプやコンパレータ、ADコンバータなどのアナログコンポーネントが内蔵されており、回路を設計するだけで、内部で結線されIC内で動き出します。
まさに自分だけのアナログICです。
例えばこんな感じ
これは抵抗計として動作するように設計したものです。IDAC7という7bitのDAコンバータで既知の電流を出力し、抵抗で生じる電圧降下をバッファ回路を通してADコンバータで読み取ります。
このように内部のコンポーネントを利用していろいろな回路を設計することができます。
ファンクションジェネレータ、オシロの代わりになる(ぎりぎり)
UARTのTXを利用することでADコンバータのカウント数などをPCに出力することができるので、ICの動作をオシロスコープなしで読み取ることができます。またDAコンバータは任意の波形を出すことができるので、ファンクションジェネレータの代わりになります。
入手方法
このPSoCはトランジスタ技術2019年5月号トランジスタ技術2019年5月号の付録で手に入れることができます。この付録はPSoC4100sを中心にLEDなどが付属したモジュール(TSoC)としてついてきます。
なかなか使いやすいです。
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yusufu
さんが
2020/04/29
に
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をしました。
(メッセージ: 初版)
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yusufu
さんが
2020/04/29
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