keitanak が 2023年08月27日17時41分06秒 に編集
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デジタルマルチメータIC(ICL7139)とラズパイの接続を試みていたのですが、結果的にあまりニーズがないことや、7セグメントの逆デコードは空しいこともあって、卓上で利用できるテスタ製作に方向転換しました。 基本機能はICL7139 + LCDで賄えるのですが、モード切替の部分をボタン一つで切り替えできるようにPICを使ってコントロールする構成にしました。プッシュボタンを押すことで、 DC V/AC V/Hi Ω/Lo Ω/A (mAとμAはスイッチ切り替え) と順番に切り替わります。 電池駆動ということもあり、機械的スイッチはラッチングリレーを利用して、消費電力を抑えた設計です。 PICはピン数的には8ピンのPICで十分だったので、手持ちのPIC12F1840を利用しました。 基本構成はこちらのようになります。


回路図、BOMとMPALB X IDEのプロジェクト一式は[こちら](https://github.com/keitanak/ICL7139DVM)に保管しました。 PICのプログラムはMPLAB X IDEでMCCを利用したものです。MCCのおかげでコードは非常に簡単になりました。 プリント基板はJLCPCBに発注しました。   まずはホットプレートリフローを使って表面実装部品を中心にはんだ付けし、その後スルーホール部品のはんだ付けを行いました。
部品側


なかなかそれっぽくできました。
裏側 
動作切り替えはスイッチを押すことで順番に切り替わります。
なかなかそれっぽくできました。
最初はDC Vでスタート、AC Vに切り替わります。 
一応動作切り替えの様子も画像で載せておきます。 
次はHiΩ、そして、LoΩ 

電流だけは、μAとmAをトグルスイッチで切り替えます。 



