yone2 が 2021年02月19日00時26分46秒 に編集
初版
タイトルの変更
pomeraで書いた議事録をその場で印刷するシステム
タグの変更
pomera
FlashAir
サーマルプリンタ
AS289R2
EVK-ODIN-W2
mbed
本文の変更
# 制作の背景 mbed 祭り2016@クリスマスイブの金沢 にてナダ電子さんからAS-289R2 というサーマルプリンタのArduino シールドの紹介があったので購入してみました。UART で文字を送るとコンビニのレシートのような記録紙に印刷してくれる製品です。FlashAir はUARTの端子が無いため、制御には何かしらマイコンが必要になります。普段Arduino フォームファクタのボードはあまり使わないので、どうしたものかなぁ と思っていたのですが、お楽しみ大抽選会でublox さんのODIN-W2 という無線LAN 搭載のmbed、しかもArduinoフォームファクタのボードをプレゼントして頂き、使命感を感じて今回の制作に踏み切りました。 # システム概要 pomera DM100 という製品はFlashAir に正式に対応しており、メニュー画面から「ファイル転送」を選ぶことでFlashAir 内のテキストを読みだすことが可能です。そのため今回はFlashAir 側の設定やLua スクリプトは不要です。 ODIN-W2 はSSID を監視し、pomera 内のFlashAir のAP が立ち上がったら既定のファイル(TEST.txt)を取得します。ファイルの内容を取得したらそのままUART 経由でAS-289R2 に送信し、記録紙に内容が印刷されます。 システムを立ち上げておけば、pomera 側からの操作のみで印刷することが可能なため、会議の議事録などをその場で印刷して渡す という使用例が考えられます。 # ODIN-W2のプログラム ODIN-W2のサンプルスクリプト をimportして改造していきます。mbed_app.jsonの中にFlashAirのSSIDとパスワードを記述します。main.cppのhttp_demoの中身を下記のように修正すればオッケーです。print文はAS-289R2に送信され、そのまま印刷されます。