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nihsok 2024年08月05日作成 (2024年08月09日更新) © CC BY-NC-SA 4+
セットアップや使用方法 セットアップや使用方法 閲覧数 321
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NFCタグで遊ぶ

NFCタグで遊ぶ

やったこと

NFCタグを使って書き込み、読み取りを試した。QRコードと同様で、

  • 非接触で文字データを送ることができる。
  • メールの作成や電話の発信、URLをブラウザで開くなどの動作を指定することもできる。

準備

使用したのは

安価に入手できるNFCタグとしては、Ntag213とNtag215という規格がある。前者は144Byte、後者は504Byteの容量がある。 (https://www.rfidsilicone.com/blog/industry-news/differences-of-ntag213-ntag215-ntag216.html)

今回は10枚で$5弱のものを購入した。1枚70円くらい?あまり少ない枚数では売っておらず、まとめ買いした方が1枚当たりは安くなる。

2週間ちょっとで到着。
到着時の外装
中身。物騒な文字が書いてある気もする

書き込み

アプリをインストール
App Store
起動するとこんな感じ
アプリ起動時の画面
Write→Add a record
書き込める内容その1
書き込める内容その2
書き込める内容その3
この中から書き込みたい内容を選ぶ。

メール

メールの場合はこんな感じ。
メールの記入画面
宛先、件名、本文を設定できる。宛先以外は記入しなくてもよい。

URL

URLの場合はこんな感じ。
URLの記入画面
https以外も選べる。
HTTPS以外の選択肢

そのほか

連絡先
連絡先の記入画面
テキスト
テキストの記入画面
後述するが、単純なテキストのデータでは読み取ってアプリを開くということはできなかった。

書き込みを行うには、もう一段回上へ戻り、
書き込み画面
ここでWriteを押すと待ち受けになるので
書き込み待ち受け
NFCタグをかざすと書き込みが行われて
書き込み中
数秒で書き込みが完了する。
書き込み完了
タグの容量が許せば複数の内容(レコード)をまとめて書き込むことも可能。

ちなみに、このアプリは無料版だと書き込む内容は保存できず、アプリが終了するとリセットされる。

読み取り

iPhone 8の場合はコントロールセンターから待ち受け状態にする。
メール情報を読み込んで、メールを作成しますかという通知が出ているところ
メール読み込み時
リンクを読み込んで、Safariで開きますかという通知が出ているところ
URL読み込み後
メール、電話番号(SMS)、URLの場合はアプリを開くかどうかのバナーが出る。他のデータでは反応しなかった。複数のデータを入れたとき(テキスト+メールなど)もNFC Toolsでは両方のデータを読み込むことができるがデフォルトのNFCリーダーでは片方(メール)のみ反応。

感想

  • iPhoneの新しい機種(iPhone XS以降)ではバックグラウンドで読み取りできるらしいだが、自分の手元にある古い機種ではNFCリーダーを起動する必要がある。
  • 今回の方法だと、タグのデータは何度でも書き換えることができる。勝手に書き換えられるのを防ぐためアプリからタグをロックすることもできそうだった。
    • ファイナライズみたいなもの?ロックすると元に戻せなくなるとのことで、今のところ不要と思い試していない。
  • QRコードと比較すると、
    • ピントを合わせなくてよい分読み込みが早そう。暗いところとかでも役に立ちそう。
    • タグ自身は目立たないので、目立たせたいときには工夫が必要。
    • 通信は近距離のみ。遠くの人に読んでもらうのは難しいが、近い人に限定する用途では有用。
  • もともとはNFCタグ自体に連絡先を埋め込むことを検討していたが、テキストのみではアプリ等の制御ができなさそうという課題と、NFCを読めるスマホを持っている人はおそらくデータ通信回線も持っているという楽観的な仮定のもと、URLからWebページを表示してもらうことにした。
    • これだとQRコードでよいのでは……互換性を考えると併用がよいか。
    • スマホからアクセスできるプロフィールおよびQRコードの作成を一貫して管理できるサイトはいくつかあり、今回はQR Code Chimpを使った。
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