BeagleBoard
省電力、低コストなシングルボードコンピュータのシリーズ。Digi-Keyの協力のもと、テキサス・インスツルメンツの小規模チームが開発し、2008年から販売している。
目次
概要
BeagleBoardシリーズは、世界中のみんなが教え合うための教育用ボードである。
そのためハードウェアもソフトウェアもオープンソースで設計されており、クリエイティブ・コモンズ Share-alikeライセンスに則って、プロジェクトに関する情報を提供している。
ユーザーによるコミュニティは巨大で、BeagleBoard.org や、elinux.org(wiki)といった場がある。
BeagleBoardシリーズのボードを収める箱は「犬小屋」と呼ばれる。
種類
BeagleBoardシリーズのボードは以下のとおり。
- PocketBeagle
- BeagleBoard
- BeagleBoard-xM
- BeagleBoard-X15
- BeagleBone
- BeagleBone Black
- BeagleBone Blue
- BeagleBone Green(SeeedStudio)
- BeagleBone Enhanced(SanCloud)
- BeagleBone Air(Neuromeka)
BeagleBoard
2008年7月28日に発売されたBeagleBoardシリーズの初代である。
一辺75mmの正方形で、赤い基板。
BeagleBoard-xM
2010年8月27日に発売されたBeagleBoardの改良版で、82.55mmの赤い正方形の基板である。
見た目はほとんど変わらないが、CPU性能およびメモリ搭載量と周辺機能が強化されている。
プロセッサはDM3730を搭載。カメラポートが追加された。
BeagleBone
2011年10月31日に発売されたBeagleBoneは基板が白いボード。
BeagleBone Blue
BeagleBone BlueはWi-Fi、BT搭載ボード。技適未取得のため、日本で無線通信を使うことはできない。