PocketBeagle
BeagleBoardシリーズのシングルボードコンピュータ。自動車のキーフォブとほぼ同じサイズなので「USBキーフォブコンピュータ」とも呼ばれる。初心者にもプロにも理想的なLinuxボード。
目次
概要
PocketBeagleは、BeagleBoardシリーズの超小型シングルボードコンピュータ。
自動車のキーフォブと同じくらい小さいので、USBキーフォブコンピュータとも呼ばれる。
特徴
PocketBeagleは、初心者にもプロにも理想的なLinuxボードである。
SoCチップ「OSD335x-SM」を搭載したことで小型化を実現。BeagleBone Blackの半分より小さいサイズに設計されている。デザイン性に優れており、使い方もシンプルである。
また、他のBeagleBoardシリーズと同じく活発なユーザーコミュニティがある。
PocketCapes、Click Boardsといったアドオンボードで機能を追加できる。
仕様
ボード | PocketBeagle |
---|---|
SoC | OSD335x-SM |
CPU | AM3358 ARM Cortex-A8 |
GPU | PowerVR SGX530 |
MCU | 200MHz PRUs ×2 |
PMIC | TPS65217C |
LDO | TL5209 |
メモリ | 512MB DDR3 SDRAM / 4KB EEPROM |
SD | microSDカードスロット |
USB | USB 2.0 OTG ×2(microUSB-B) |
インターフェース | アナログ入力 ×8, GPIO ×44, UART ×3, I2C ×2, SPI ×2, PWM ×4, QEP, CAN ×2 |
電源 | microUSB, LDO(単セルLiPoバッテリ), vinまたはUSB-vin |
入力電圧 | 5V |
消費電力 | 93mA ~ 900mA |
サイズ | 35mm x 56mm x 5mm / 重さ: 20g |