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Fooping 2024年03月04日作成 (2024年03月05日更新)
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スイスイ滑るスイカ型ローラースケートロボ

スイスイ滑るスイカ型ローラースケートロボ

はじめに

タミヤのローラースケートロボ工作キットを入手して嬉々として遊んでいると、
やっぱりラジコン化したくなりますね。
本稿ではM5ATOM Motion,サーボモータ,3Dプリント部品を使いラジコン化を試みます。

足の設計

既存部品はできるだけ使い回して最低限の変更でラジコン化を目指します。

Fusion360を使い、ベース部品の寸法をトレースしながらサーボが組み付くように形状を変更します。

1stプロトのラジコン化は左右のサーボのみを制御します。

デバイスと接続

M5ATOM Motionを使用してサーボモータを制御します。

ラジコン化

JOYCONに搭載したM5StickCからESP-NOWを使用して無線で通信を行います。
ESP-NOWはESP32マイコン独自のWi-Fi通信です。

動かし方

JOYCONの入力に応じサーボモータを
+-10°回転させ、所望の方向に移動できるようにします。

そもそもなぜスイカ?

スイスイ滑るので、スイカをモチーフにすることにします。なんとも安直ですね。
スイミーにしようか迷いましたが形状の簡単なスイカを選択

デザインをデザイナーへ依頼

我が家の小1デザイナーにデザインを依頼しました。


なんとローラースケートではなく、スケートボードになってしまいました!残念!

デザインを 生成AIさんへ依頼

仕方がないので生成AIさんにデザインをお願いすることにします。
すると、いい感じのゴーグルかけたスイカが出てきました。
これを目指すことにします。

設計して3Dプリント

ロボットの側面にある拡張用の穴を使い筐体を固定します。
ざっくりとこのようなデザインになりました。

塗装

塗装してみます。積層痕にインクが染み出すのを防ぐべく、サーフェイサーで表面処理してみます。

とりあえず緑に塗ります。


安物のラッカースプレーよりもTAMIYA製の物の方が乾きが早い気がします。

マスキングします。

黒く塗ってマスキングテープを剥がせばスイカの完成です。

白く塗ったゴーグルを取り付けてサイバースイカの完成です。

小1デザイナーも気に入ってくれました。

コントローラを作る

Wiiヌンチャクを使ってコントーラーを作ります。
キャプションを入力できます

GroveコネクタとWiiヌンチャクの配線を切って繋げます。
キャプションを入力できます

こんな感じになりました。
キャプションを入力できます

Wiiヌンチャクはリサイクルショップなどで100円程度で売っています。こういった工作に使うにはとても良質なコントローラです。SDGsにも貢献できて一石二鳥ですよ!
プログラムは以下にあります。詳細はリクエストがあれば書き足すかもしれません。
https://github.com/fooping-tech/WiiNunchuck

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愛知県のちくわ好きなエンジニア
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