概要
「うぉー!」「はい!」「ふー!」といった合いの手のコールを入れてくれる、サイリウムです。
友だちとカラオケに行ったときに、オタクコールなる合いの手コールを入れてもらってとても楽しかったです。その後一人で曲を聴いたり練習したりするときに、コールが無くて逆に物足りなくなってしまいました。
そこで、合いの手のコールを自動で入れてくれる装置があればな...と思い、つくりました。
動画
使用音源
JP Idol Call WAV版 【DOVA-SYNDROME SOUND PRODUCTS】
仕組み
タクトスイッチを押すと、それに対応した音をDFPlayerMiniで鳴らします。
使用部品
部品 | 詳細 |
---|---|
マイコン | Arduino Nano |
ボタン | aitendo タクトスイッチ |
音声再生 | DFPlayerMini |
スピーカ | マクドナルドのおもちゃを分解して取り出したスピーカ |
ブレッドボード | ミニブレッドボード スケルトン、青 |
電源 | DAISO モバイルバッテリー |
電源スイッチ | DAISO USBスイッチ |
電源ケーブル | DAISO miniUSB(リール式) |
システム構成
改良版
これでだいたいやりたかったことのイメージをつかめたので、M5Stackでつくりなおしました。かっこいいし加速度センサもついてるので便利。ボタンもちょうど3つついてるし。
動作の様子です。
Maker Faire Tokyo 2018にて展示したときの写真です。
(実はこのときサイリウム本体を大学に置き忘れてしまい、家にあった替えの筒にライトと紙をつめて輪ゴムでとめて無理やり形にして出していました)
使用部品
部品 | 詳細 |
---|---|
マイコン | M5Stack Gray(9軸IMU搭載) - スイッチサイエンス |
サイリウム | 大閃光ブレード100 |
サイリウムの大閃光ブレードは、ライブに持ち込めるボタン電池6個式とのことで選びました。いろんな色で光ってとてもきれいです。テンションが上がります。
システム構成
- マニュアルモード
ボタン3つにそれぞれ「うぉー!」「はい!」「ふー!」を割り当てています。 - モーション検知モード
加速度をもとに、振り上げ時に「うぉー!」、振り下ろしで「はい!」を鳴らすモードをつくりました。調子が悪いので、アルゴリズムを見直す必要があります。
その他・課題
- 実際に使ってみて
一人カラオケで練習する際に、マニュアルモードで歌いながらタイミングよくコールを鳴らしてみました(曲の権利等の都合で録音はないのですが)。歌いながらコールを鳴らすのはなかなか難しかったです。歌いながら別の言葉を出せるというのは不思議な感じがしました。マニュアルモードよりはモーション検知式がいいですね。
後日、副作用がありました。
もともとのきっかけである合いの手コールがなくて物足りないという状況と全く同じことが起きているので、やりたかったことは達成できているのでしょうか。 - モーション検知
開発中のものは判定が甘いので改善していきたいです。 - 音のトリガーについて
振ってコールを鳴らすことを考えていたのですが、曲を解析してビートやさびの位置、間奏の位置などを検知して、その時その時に合ったコールを自動で流してくれるシステムもよいかなと思います。 - サイリウムの色を変更する方法
現状はサイリウムのボタンを押して色を変更しています。自動で色が変わったりすると表現の幅が広がるでしょうか。
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36kyo
さんが
2021/02/28
に
編集
をしました。
(メッセージ: 初版)
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