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korotoro 2021年02月19日作成
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RaspberryPi4で、ゆめかわアルパカおみくじ(サーマルプリンタとスピーカー使用)を作る

RaspberryPi4で、ゆめかわアルパカおみくじ(サーマルプリンタとスピーカー使用)を作る

ころとろと申します。elchika初投稿です!
今回はRaspberryPi4を使って「ゆめかわアルパカおみくじ」を作りました。

どんな作品か
ゆめかわアルパカおみくじ
ゆめかわアルパカにお賽銭をあげると、口からおみくじを出してくれるという機構です。
楽しい音楽と、運勢に合わせて効果音もかなでてくれます。
動作デモ動画はこちら↓
https://youtu.be/8XTbMbd_OBY

作りかた
構成する部品は、

  • RaspberryPi4
  • サーマルプリンター
  • USBスピーカー
  • ロードセル(HY711ボード)
  • アルパカのぬいぐるみガワ(自作)
  • 市販の賽銭箱型貯金箱

まず機構から、RaspberryPi4とロードセル、サーマルプリンターを組み合わせて、
重さの変化を検知したらサーマルプリンターから紙片が出力されるように、参考URLを見つつ、Pythonのhx711ライブラリを使用したプログラムを、サンプルコードを改造しつつなんとか作りました。

参考URL
飲んだ量を教えてくれるコースターを作ってみた
raspberry piとhx711を使った重量測定器(TkinterでGUI表示)

さらにプリントと同じタイミングで音楽ファイル(BGM1種類、効果音3種類のどれか)を再生するプログラムについても追記しました。USBスピーカーも配線します。

おみくじ結果のバリエーションも15種類、大吉×4、中吉×3、小吉×3、末吉×2、凶×2のパターンをillustratorをつかって画像でつくりました。
illustrator画面

サーマルプリンターが縦幅長めの画像印刷になぜかうまく対応せず、最終的には1枚の画像を5分割して、連続してならべて出力させました。(力技です)

プログラムもさらに変更し、お賽銭による賽銭箱の重さ変化を5秒前と比較して一定数以上の場合に乱数を生成、乱数結果から15種類のおみくじうち1つを選び出力させるようになりました。
おみくじの種類例

機構とおみくじ結果を作成した後、アルパカのぬいぐるみを作成。
初期状態は口の中の色が濃すぎてモンスターぽくなってましたね。
初期状態のガワと機構

サーマルプリンターの縦のサイズに合わせ、一抱えあるくらいのアルパカを想定して型紙を引き縫い、綿を詰めつつ機構を仕込んだ様子です。
ver.1
これはこれでよい。赤いリボンも付けました。
でも、とりあえず形はできているもののなんだかさみしく、サイボーグ感がぬぐえないです。

そこで、USBスピーカーもアルパカの手にしたうえで、ゆめかわ風にデコる方針に転換。想定図。
バージョンアップイメージ

頭部は眼を可愛く彩色してハイライトを入れたり、白いアルパカの毛にパステルカラーでペイントしたり、可愛くリボンを付けたりしました。

よし!可愛くゆめかわ調になった!
完成!

機構が大規模に入っている作品を作るのはほぼ初めてでしたが、可愛くできました!

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