はじめに
基板設計をするにあたり、部品の回路図シンボルやフットプリント、場合によっては3Dモデルなどを作成することは非常に手間がかかります。
実は市販されている電子部品の多くは、ネット上を探してみると既に各種CAD向けのライブラリが作成されていることがあります。
今回は私が普段使っている、部品ライブラリが無償で提供されているサイトをご紹介したいと思います。
リスト
私が普段使っているものは次の3つです。
1. Ultra Librarian
https://www.ultralibrarian.com/
Altium, Cadence, Design Spark, Eagle, KiCAD, Mentor, Plusonix, Quadcept TARGET 3001!, 図研CADなど非常に多くの基板CADに対応したライブラリを提供しています。
Microchip, Analog Devices, Maxim, Texas Instrumentsなど多くの半導体企業が提供していて、IC系の部品であればだいたいはここで揃います。
各種CADへのインポートのしかたも、ダウンロードしたライブラリの中にマニュアルが入っているためわかりやすいです。
2. RS Electronic Component Search Engine
https://rs.componentsearchengine.com/
RSコンポーネントで販売されている部品についてはこちらのサイトからダウンロード可能です。
私の個人的なイメージでは、こちらのサイトではコネクタや受動素子などのパーツライブラリが揃っている気がします。Ultra Librarianで見つからなかった場合などはこちらを利用しています。
こちらのサイトも非常に多くの基板CADに対応しています。
3. SamacSys Electronic Component Search Engine
https://componentsearchengine.com/
こちらのサイトはRSのものと同様のSamacSysの部品ライブラリ検索エンジンを用いたサイトで、Mouserが提供しているもののようです。
Mouserで売っている部品はこちらのサイトから入手できることが多いです。
おわりに
個人的には上記の3つのサイトでおおよその部品が揃うのですが、他に良いライブラリが提供された場所などがありましたらコメントで教えてもらえるとありがたいです。
投稿者の人気記事
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taltalp
さんが
2020/02/01
に
編集
をしました。
(メッセージ: 初版)
Opening
zaufy
2021/10/28
ログインしてコメントを投稿するhttp://eagle.autodesk.com/eagle/libraries
本家だが simbolが見えない