8pino

概要

8pinoは、指乗りサイズのArduino互換機。
幅8mm、長さ13mm～23mmというサイズは世界最小クラス。

特徴

2人組のクリエイティブユニット「VITRO」が開発した。2014年にはグッドデザイン賞 未来づくりデザイン賞を受賞している。

Arduino Unoに搭載されているのはATmegaシリーズだが、8pinoはATtiny85を搭載しているため、厳密にいえばAdafruit社のTrinketの互換機である。

小ささを追求するためにUSBポートを排除してあり、基板本体をUSB（microB）に挿して使う。

Arduino IDEで開発可能。Windowsの場合ドライブのインストールが必要である。

ユニバーサル基板部分が不要の場合、手で折ってさらに小型化することもできる。

8pinoは小型化のため削減した機能がいくつかあり、他のボードよりも取り扱いに注意しなければならない点が多い。

• 8pinoの端子部分を頻繁に抜き挿しすると壊れやすいため、基板はつけたままパソコン側のUSBを抜き挿しする
• プログラムの書き込みはUSBを抜き挿ししてから10秒以内に行う
• 逆流防止ダイオードを搭載していないため、USBをつなぎながら別の電源をつなぐとどちらかに逆流してしまう

「8」にこだわった仕様

製品名にも入っている「8」に、とことんこだわって作られている。

• ピン数：DIP 8ピン
• 幅：8mm
• 厚さ：0.8mm
• CPU：Atmel ATtiny85(8bit/8MHz)
• メモリ：8KB
• 価格：888円

仕様

参考

• 8pino - Wikipedia
• 8pino - スイッチサイエンス