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概要
ARMは、シンプルなCPU設計で消費電力が少ない特徴を持つアーキテクチャのこと。
ARMアーキテクチャはIoTとも相性が良く、Raspberry PiやArduinoにも搭載されている。
RISCでありながらCISCに近い設計のため、消費電力の低さとコード効率の良さの両立を実現している。
組み込み機器に使われることが多く、小型機器の数多くに搭載されている。特にスマートフォン市場でのシェアは全体の9割にも及ぶ。
シェア拡大の要因は、ライセンスを販売する形式をとっていることが挙げられる。ライセンス取得後のカスタマイズも許可しているため、多くの企業が導入し、様々な製品に使われている。
歴史
1983年にイギリスのエイコーン・コンピュータ社が開発を始め、1991年にリリースされた。
ARMを開発しているARMホールディングスは、2016年にソフトバンクによって買収されており、今後の展開に注目されている。
種類
- x86アーキテクチャ
- MIPSアーキテクチャ
- POWERアーキテクチャ
- SPARCアーキテクチャ