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Arduino_MKR_NB_1500

Arduino MKRシリーズのマイコンボード。Arduino MKR ZEROを基に作られており、主な仕様はMKR ZEROと同じである。NB-IoTモジュールを搭載しておりナローバンド通信に対応している。

概要

Arduino MKR NB 1500はナローバンド通信に対応したArduinoボード。

NB-IoTとCat-M1に完全互換しており、スマートフォンやLTEネットワーク上で動作するように設計されている。

特徴

Arduino MKR NB 1500のマイコンは、ZEROにも使われているAtmel SAMD2121G18に加えて、ナローバンド通信機能を内蔵したu-blox SARA-R410Mセルラーモジュールを採用している。

SARA-R410Mはグローバル認証を取得しているため、世界中で対応している。

現場監視システムなどの電源を利用できるため、インターネット環境がない遠隔地のアプリケーション開発に最適。

MKR 1000のWi-FiモジュールをNB-IoTモジュールへ置き換えたボードで、基本的な特徴はMKRシリーズと同じである。

LiPoバッテリ

NB 1500は、350mAhのプリセット充電電流を持つ特殊チップを採用しているため、LiPoバッテリは700mAh以上のものを使用する。

700mAh以下のバッテリを使用すると、過熱して爆発する可能性がある。

また、バッテリを接続するときは2ピンJST PHR2タイプを使用する。

4時間で1400mAh充電して自動スリープモードになるように設計されている。

入力ピン

給電はUSBポートやVinピン、バッテリから可能である。

Vin

Vinピンは入力専用ピンである。

5V給電が可能。5V以上の電流を流すとボードが損傷する恐れがある。

VinとUSBを同時につないだ場合はVinが優先され、USB電源が切断される。

出力ピン

5V

USB・Vinから給電時は5Vを出力。バッテリから給電時は3.7Vを出力する。

VCC

オンボードレギュレータによって調整された3.3Vを出力。

LED

オンボードのLEDは以下の状態を示す。

LED ON

USBかVinから給電されているときに点灯する。

バッテリ電源で給電している場合は、ボードが動いていても消灯状態である。

CHARGE LED

USBかVinで給電されていて、JSTコネクタに接続されたLiPoバッテリに充電しているときに点灯する。

約2Hzの周波数で点灯している場合は以下の状態が長時間続いていると考えられる。

  • JSTコネクタにバッテリが接続されていない
  • バッテリが過充電・損傷している

オンボードLED

他のMKRシリーズと同じく、NB 1500のオンボードLEDはD6ピンに接続されている。

したがって13ピン用のスケッチは書き換える必要がある。

開発環境

Arduinoの開発環境についてを参照。

仕様

バージョン Arduino MKR NB 1500
CPU SAMD21 Cortex-M0+ 32ビット低消費電力ARM MCU
メモリ 内蔵フラッシュメモリ: 256KB / 32KB SRAM
動作電圧 3.3V
IO デジタル入出力 ×22(内12ピンはPWM出力可能), アナログ入力 ×7, アナログ出力, I2S, I2C, UART
外部割り込み 8
IOピンあたりのDC電流 7mA
通信 NB-IoT, LTE Cat M1
サイズ 61.5mm × 25mm

参考