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KDM3CORE:100均ロボットを遠隔操作できるobniz Board 1Yを搭載した毛玉取り

katabomb 2021年05月04日に作成  (2021年05月06日に更新)
KDM3CORE:100均ロボットを遠隔操作できるobniz Board 1Yを搭載した毛玉取り

はじめに

愛媛県八幡浜市にある診療所,三瀬医院の院長です.趣味で100均の毛玉取りや竹のおはし等を使って簡単なロボットを作っています.ロボットの要となる毛玉取りは,モーター,電池ボックス,スイッチがひとまとまりになっていて,ロボット本体から取り外せるように作れば使いまわしもできるので,たいへん重宝しています.しかし,毛玉取りのスイッチを入り切りするだけでは,どうしても単調な動きになってしまいます.
そんな時,あらゆる電子部品を即座にIoT化できるobniz Board 1Yを知り,100均ロボットを遠隔操作できるように,obniz Board 1Yを搭載した毛玉取り,KDM3CORE(ケダマトリコア)を作りました. モーターとobniz Board 1Yを一体化させたことで,ちょっと複雑な動きをする毛玉取りロボットを簡単に作れるようになりました.
KDM3COREと,それを使ったパンジャンドラム型2輪ロボット,ケダマジャンをご紹介します.

完成品の動画

スマホの「進む/回る」ボタンを使ってKDM3COREを制御し,ケダマジャンを直進させたり回転させたりします.

ここに動画が表示されます

材料

100均で購入

材料 数量
毛玉取り 1個
モバイルバッテリー 1個
USBケーブル(typeC) 1個
竹のおはし 適量
竹串 2本
ストロー 適量
ロリポップスティック 1本
紙皿 4枚
タイルマット 1枚
ゼムクリップ 1個
輪ゴム 2個

100均以外で購入・入手

材料 数量 備考
obniz Board 1Y 1個
電線 1本
焼鳥の串 1本 コンビニで焼鳥を買った時の串
厚紙 適量 牛乳パック
プラスチック片 適量 100均グルースティックの包装

作り方

KDM3COREの作り方

obniz Board 1Yを搭載した毛玉取りKDM3COREを作ります.

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配線図

配線は毛玉取りのモーターの端子をobniz Board 1Yの0,1番ピンに差し込むだけです.電力はUSBケーブルで接続したモバイルバッテリーから供給されます.
配線図

製作過程

一度キャップと外刃を取り外し,内刃と羽根を取り除きます.
毛玉取りの羽根を取る

電池ケース部の電極や出っ張りをラジオペンチ,ピンバイス,ニッパー,ヤスリなどを使って取り除きます.また,obniz Board 1Yは電池ケース部よりわずかに大きいので,電池ケース部のカバーの上部に溝を作っておきます.
電池ケース部を加工する

毛玉取りのスイッチの金具を取り外し,モーターに電線を半田付けします.
モーターを配線し直す

モーターの端子をobniz Board 1Yの0,1番ピンに差し込んでグルーガンで接着します.
モーターをobniz Board 1Yに接続する

電池ケースのカバー,外刃とキャップを取り付ければKDM3COREの完成です.
KDM3CORE完成

ケダマジャンの作り方

パンジャンドラム型毛玉取りロボットケダマジャンを作ります.

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設計図

この設計図を使って作ります.
ロボットの設計図

製作過程

プラモデル用ニッパーで竹のおはしを切ります.
竹のおはしを切る

コンパスカッターで切った厚紙とタイルマットをグルーガンで貼り合わせてプーリーを2個作ります.
プーリーを作る

竹のおはしとストローでKDM3COREを載せる「やぐら」を作ります.
やぐらを作る

やぐらにプーリーと輪ゴムを取り付けます.
プーリーを取り付ける

丸く切ったタイルマットを重ねて2枚の紙皿ではさみ,車輪を作ります.同じものをもう1つ作ります.
車輪を作る

車輪の1つは中心にストローを通し,周りに8本の竹串を刺します.
車輪1つにストローを通して竹串を刺す

曲げたゼムクリップを通したロリポップスティックとプラスチック片を焼鳥の串に接着します.
焼鳥の串を加工する

車輪とプーリーを焼鳥の串でやぐらに取り付けます.
車輪を取り付ける

USBケーブルで接続したKDM3COREとモバイルバッテリーをやぐらに載せ,おはしで簡単に固定すればケダマジャンの完成です.
KDM3COREを載せる

ブロックプログラム

KDM3COREはブロックプログラムで制御します.

ブロックプログラム

遊び方

  1. モバイルバッテリーのスイッチを入れてブロックプログラムを実行するとスマホの画面に「進む」と「回る」のボタンが現れます.
  2. 「進む」ボタンでケダマジャンが前進し,「回る」ボタンで反時計回りに回転します.

他の毛玉取りロボットへの転用

KDM3COREはロボット本体から容易に取り外せるため,他のロボットにすぐに転用することが出来ます.

よこづな君

KDM3COREで前後に歩く14脚の毛玉取りロボット「よこづな君」です(束ねたUSBケーブルと14本の脚を正面から見ると,ちょっと力士の化粧まわしに似ているので).ロボットの動きが少し遅いので,この動画は2倍速で再生しています.

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3輪ロボット

KDM3COREで動く3輪ロボットです.遠隔操作で左右に車体を振りながら前進したり,左右に曲がったりします.

ここに動画が表示されます

さいごに

obniz Board 1Yを搭載した毛玉取りKDM3COREと,それを使ったパンジャンドラム型2輪ロボットケダマジャンを作りました.KDM3COREにはまだLEDを付けるくらいのスペースが残っているのでピカピカさせてみようかと考えています.これからもKDM3COREを使って様々な毛玉取りロボットを作っていきたいです.

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マイクロビット等で簡単な電子工作をしています。
katabomb さんが 前の火曜日の4:14 に 編集 をしました。 (メッセージ: 初版)
katabomb さんが 前の火曜日の4:22 に 編集 をしました。
katabomb さんが 前の火曜日の5:40 に 編集 をしました。 (メッセージ: 文字の間違いを直しました.)
katabomb さんが 前の火曜日の5:56 に 編集 をしました。 (メッセージ: 1カ所だけ言い回しを直しました.)
katabomb さんが 昨日の3:55 に 編集 をしました。 (メッセージ: 「他の毛玉取りロボットへの転用」を加筆.)
katabomb さんが 昨日の10:39 に 編集 をしました。 (メッセージ: タグの間違いを修正しました。)
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