(Jo^▽^)ノぁぃ♪
Microsoft が認証したドライバー以外は使えなくなったのでは?」という声を見かけました。
https://community.renesas.com/cafe_rene/forums-groups/mcu-mpu/rx/f/forum5/59456/windows11-e2-lite-e1-e20
結論から言えば、それは少し違います。
「Windows 11 のセキュリティ強化が原因」
今回の問題は、Windows 11 のセキュリティ要件が引き上げられたことで、
古い方式で署名されたカーネルドライバーが読み込めなくなったことが原因と考えられます。
つまり、
「ライブアップデート以外のドライバーが禁止された」
「メーカー製ドライバーが使えなくなった」
という話ではありません。
現在の Windows では以下の機能が強化されています:
HVCI(Memory Integrity)
VBS(Virtualization Based Security)
Secure Boot
これらは OS のカーネル領域を保護するため、古い署名方式のドライバーを排除する方向へ進んでいます。
E1 / E2 Lite / E20 が同時に影響を受けたことからも、
個別の故障ではなく 共通の USB ドライバーが新要件を満たさなくなった可能性が高いです。
「USB機器の中でも「デバッガ」は特に影響を受けやすい」
USB機器には Windows 標準ドライバーを使えるものもあります:
USB HID
USB CDC(仮想COM)
USB Mass Storage
USB Audio
これらは OS 標準ドライバーで動くため、メーカーが独自のカーネルドライバーを配布する必要はありません。
しかし デバッガは事情が異なります。
JTAG / SWD の高速アクセス、ブレーク制御、オンチップデバッグなどは、標準USBクラスでは表現できず、専用USBドライバーが必要になります。
そのため、今回のような Windows の仕様変更の影響を直接受けます。
近年では WinUSB を使う設計も増えており、
これなら専用カーネルドライバーが不要で、Windows 更新への追従も容易です。
「古いデバッガはドライバーを書き換えるだけでは済まない可能性」
E1 や E20 は設計から長い年月が経過した製品です。
もし専用USBプロトコルを前提としている場合、
USBドライバー
本体ファームウェア
開発環境(CS+ / e2studio)
まで含めて改修が必要になる可能性があります。
単純なドライバー更新では解決しないケースです。
「Renesas だけの問題ではない」
今回の件は Renesas 特有の問題ではなく、古い USB デバッガ・計測器・USBライセンスキーなど、独自ドライバーを使う機器全般で起こり得る問題です。
エンジニアとしては、「Windows Update で突然壊れた」という見方だけでなく、
OS のセキュリティポリシーと古いドライバー設計の整合性が取れなくなってきた時代と捉えるのが本質ではないでしょうか。
「追記」
今回の事象は Windows 11 のセキュリティ要件が引き上げられたことで、
古い方式で署名されたドライバーが読み込まれなくなった点が背景にあります。
E1 や E20 は登場から長い年月が経過しており、
ドライバーだけを差し替えて解決できる構造ではない可能性があります。
そのため、メーカー側としても今回の変更を機に
旧デバッガの扱いを見直す流れになるかもしれません。
公式に「サポート終了です」と明言されることはないと思いますが、
実質的には “新しいデバッガへの移行をご検討ください”
という方向へ進む可能性が高いと感じています。
Windows 11 のセキュリティ強化は今後も続くため、
古いデバッガを長期的に維持するのは難しくなっていくでしょう。
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JO
さんが
前の月曜日の21:13
に
編集
をしました。
(メッセージ: 初版)
-
JO
さんが
前の火曜日の13:59
に
編集
をしました。
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