ALLPCB にプリント基板を発注する際は「拡張 X2 フォーマットを使用」をオフにするのが大切だということが分かりました。
上図は今回私が ALLPCB への発注で使用した設定です。
ALLPCB の中の人が書いた記事 How to export Kicad PCB to Gerber file では「Include extended attributes」がオンになっているように見えます。古い KiCad の画面なので私が使っている KiCad バージョン5.1.10 とは設定項目が異なります。名前から察するに、おそらく「拡張 X2 フォーマットを使用」に対応する設定なのではないかと思います。
デフォルトでこの設定はオンになっていますし、上記記事でもオンのままであったので、私も最初はオンのままガーバーを生成し発注しました。それでも 2 つの基板は無事に製造され、届いたのですが、3 つ目の基板を発注した際に「ガーバーに問題がある」ということで差し戻されてしまいました。上記オプションをオフにしてガーバーを生成し直したところ、無事に受け入れてもらえました。
ALLPCB の担当者曰く「RS-274X 形式のガーバーファイルを提出してください」とのことでした(担当者から言われたのは「RS-274」なのですが、おそらく RS-274X のことだと思います)。KiCad には「RS-274X」の設定項目は見当たらないのですが、いろいろ検索してみると「拡張 X2 フォーマット」を使わなければ RS-274X になりそうな感じがします。他の基板メーカーの記事で X2 オプションを使わないでください、という記載も見当たります。 Seeed の記事
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uchan
さんが
2022/01/18
に
編集
をしました。
(メッセージ: 初版)
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