はじめに
小さいころ、忍者とか描いた画用紙の裏にストローの切れ端を八の字に貼り、タコ糸を通して交互に引くと登っていく工作おもちゃで遊んだ記憶はありませんか。
あれなんて名称なのかと調べてみたら、そのまま「かべのぼり人形」と呼ばれているらしいです。
で、動きは単調だし、電動化できないかと試してみました。
思いついた当時、「たのしいmicro:bitコンテスト2020」の開催を知りました。
マルツさんのセールで買ったはいいものの、埃をかぶったままのmicro:bitが眠っていたので、じゃあこいつで動かしてみるかとなりました。
micro:bitのサンプルを動かしてみたら、加速度センサーが内蔵されており、ビジュアルコーディングの種類の中に、ゆれを感知するタイルが用意されていました。
こいつはちょっと面白そうということで、「腕を頑張って振ったらサルが登る」おもちゃを作ることにしました。
(コロナ禍真っ只中で、遊んで運動不足解消とか銘打とうと思いましたが、今書いていると、「応援したらサルが登る」とかの方が面白そうですね)
材料
- かべのぼり人形
- micro:bit(micro:bitスターターキット)
- ソレノイド(CBS12400080)*2
- ソレノイド制御基板(マルチコントローラーA)
- 12V電源
- 固定台
作り方
本体
仕組みは、ソレノイドで紐を引いていみるという考え。
プランジャ(棒)にネジを付け、そこにタコ糸を結ぶ。
ネジ山にタコ糸を巻き付けることで、後で多少の張りの強さを調整できる。
100均で
- 木材
- ブックスタンド
を購入。
木材のいい感じの場所にソレノイドを両面テープで固定。
ブックスタンドだけでは安定しないので、水を入れたペットボトルを重しにする。
回路
マルチコントローラーAは、micro:bitに取り付けるだけでソレノイドを駆動できる制御基板。
これをねじ止めでくっつける。
micro:bitはUSB給電。
マルチコントローラーAに12Vを給電。
むき出しはあれだなということで、ケース代わりにタッパに入れる。
プログラム
ビジュアルプログラミングでプログラムを作成しました。
紐を左右1回ずつ引く動きを、micro:bitを振るごとに3回行わせます。
共有しているので、こちらから見ることができます。
https://makecode.microbit.org/_RqfW5A6PdVgP
完成品
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forest516
さんが
2021/02/20
に
編集
をしました。
(メッセージ: 初版)
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