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shigobu 2021年01月12日作成 (2021年12月07日更新)
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PCBgogoへプリント基板製造を頼んでみた

PCBgogoへプリント基板製造を頼んでみた

KiCadを使用したガーバーデータ出力

現在制作中のGPS時計の基板を、プリント基板にしてみることに。
フリーの回路設計・PCB設計ソフトのKiCadを使用し、設計しました。

PCB製造業者は「PCBgogo」を選びました。
早速アカウントを作成し、基板の種類等を設定してカートに入れました。
カートに入れたら、ガーバーデータの入稿を行います。
「ファイル」→「プロット」を選ぶと、「製造ファイル出力」画面が出ます。ここでガーバーデータの出力を行います。
出力ディレクトリを指定し、「製造ファイル出力」ボタンを押しました。
説明図1
他の設定はデフォルトのままです。
出力されたファイルは以下の通り。(zipは自分で作成したものです)
説明図2
出力されたファイルをzipに固めたものが、一番上のzipファイルです。
このzipファイルを入稿しました。

しばらくすると、メールがきました。

ドリルデータがないようです。

と丁寧な日本語で。

ドリルデータの出力

すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
「製造ファイル出力」画面には、「製造ファイル出力」ボタンの他に「ドリルファイル生成...」というボタンがあります。
どうやら、「製造ファイル出力」ボタンを押すだけでは、ドリルファイルを出力してくれないようです。
「ドリルファイル生成...」ボタンを押すと、新たに「ドリルファイルを生成」画面が表示されます。
説明図3
KiCadでのドリルファイル生成方法を調べると、「PTHとNPTHを一つのファイルにマージ」にチェックしてる記事を見たので、チェックを入れました。
出力フォルダーは、「製造ファイル出力」画面から引き継がれているみたいです。
他は変えずに、「ドリルファイルを生成」ボタンを押しました。
すると、指定した出力フォルダーに「プロジェクト名.drl」という名前でファイルが生成されました。
今度はこのファイルと前項で作成したgbrファイルを含めてzipに固めて再入稿しました。

翌日に、「データチェック完了」というメールが届きました。
一安心です。

「Gerber Viewer」で確認する

PCBgogoの基板製作サービス注文ページには、「Gerber Viewer」へのリンクがあります。
Gerber Viewerを開き、入稿するzipファイルをドラッグ&ドロップすると、プリント基板のイメージ図が表示されます。
ドリル穴も表示されるので、ちゃんとデータが揃ってるか目視で確認ができます。
ドリルデータ無し
↑ドリルデータ無し
ドリルデータ有り
↑ドリルデータ有り

住所入力と支払い

支払いは、データチェック完了後でした。
マイページから支払い待ちページに移動しました。
住所の登録を行っていなかったので、ここで住所の入力を行いました。

支払いはPayPalを使用しました。
支払い完了後、自動返信メールが届きます。
自動返信メールの他に、担当の方から製造完了予定日の書かれたメールも届きました。
製造完了予定は、支払いを行った翌日でした。
枚数を最小の5枚にしたからかわかりませんが、早いです。

進捗の確認

マイページから進捗が確認できます。
支払いが完了した日の夜から製造が始まり、翌日の夜に製造完了したのが確認できました。
スクショは撮り忘れました。
発送は製造完了した翌日になりました。

到着

キャプションを入力できます
昨日、基板が届きました。
製造開始からちょうど一週間で届きました。
出来上がりは満足です。
日本の業者に発注したことは無いので比較はできませんが、個人の電子工作レベルでは十分すぎる出来上がりです。

さっそく、部品を実装しました。
サイコーです。

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arduinoを触ってから、マイコンを使った電子工作に目覚めました。
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