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kazugoo 2020年03月03日作成 (2020年03月03日更新)
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ドラムマシンCR-78のコントローラ作った

古きも愛する私としては楽器や機材に付加する電子工作は、相手側を改造しないことも大切であります。

僕たちがたまに使うこんなレトロなドラムマシンがあって、こいつのテンポがめちゃ再現性がないんですよ。
テンポつまみにテープでマーク
右のつまみがテンポなんですけど、みんなテープ貼って使ってます。2度と同じテンポ出ないんです。
実はMidiからこいつこのクロックをコントロールするインターフェースはあるんですけど、そのためにMidiシステムなんか持ち込まない、そもそもそれじゃかっこ悪い、レトロでテクノ感あってしかも何これ便利、それこそクールなのです!

なのでこんなのを作りましたよ。
次の曲のテンポばっちり君

動画はこちら

くりかえしになりますがこのドラムマシンったらテンポが回転するボリュームで設定する上にテンポの数値表示がありませんで、再現性がほぼ無いわけです。改造すれば外部でテンポを観れるようなものも作れますが、我ながらこの製作物の優れているところはUXにあります。

音楽ライブで使いますから、
ある曲の演奏中に次の曲の仕込みができる+仕込んでいる時に現在演奏中の内容に影響が出ない
これが命なのであります。

Arduino楽しいね!

この子の嫁ぎ先:
Plasticsっていう、70年代から80年半ばくらいに世界ツアーをしたファッショナブルでシニカルなバンドがあったの。それには「ニューウェーブ」っていうジャンル名が付いていました。plasticsはたとえばこんなの
この映像のセンターでヘッドホンしている作詞やリズムマシンを担当してた島武実さんが20年来仲良しで、相談されたので作って差し上げたものです。blue noteでの最後のライブで使われておりました。島さんは昨年夏の終わりに星になってしまわれたのできっと残されたメンバーさんが使い方を分からずにいるのではないかと思います、笑。

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音楽家・ケロケロケロレコーズ代表。困ったから始まる電子工作とかスタジオ弱電工事とか修理とかもやるビクタースタジオ出身の人。幼児教育、ポップス、ゲーム、イベント、ミュージカルなどたくさんの音楽の仕事した。ケロケロケロレコーズは良いことする音楽をどうにかタダで録ったり作ったり出来ないかをやってるとてもいいやつです。
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