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n-shinichi 2024年02月11日作成 (2025年01月28日更新) © MIT
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130モータを3相ブラシレスモータに改造してインバータで回す

130モータを3相ブラシレスモータに改造してインバータで回す

モータの技術的な紹介では、
 DCモータのブラシの作用を電子回路で置き換えたモノがブラシレスモータ、
 インバータで回すモータ・・・のような説明はよく見かけます。

自分もEV研修の授業でそう説明することよくあります。
 130モータもブラシの機能をインバータで置き換えれば3相ブラシレスモータに
 なるんだよという説明何度もしたことある。

マブチ130モータ・・・これのブラシ機能を電子回路に置き換えたブラシレスモータ... 
  ちょっとこの写真ではブラシレスモータ小さいけど。
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その際にはケースが回るアウターローター型になってドローンなんかに使われる
 3相ブラシレスモータみたいなかんじになるよ・・・って。

でも実際に130モータを3相ブラシレスモータにしたモノ見たことはありません。
 なので実際に作って講義でも使ってみよう...となりました。

130モータをブラシレスモータにする際、磁石の入ったケースがアウターローターに
 なるのですがそのまま、よくあるドローンの片持ちアウターローターのようにすると
 軸受け支持部のガタで回転すると磁石があ当たりやすくなってしまいます。
 なので、まずでガタつきがないようにします。

ブラシが取り付けられている樹脂のエンドベルが 両外端にケースからの爪が引っ掛けてあるので
 その爪を伸ばし樹脂ケースエンドベル部を外します。ブラシもこれで一緒に外せます。

シャフト、軸の取り出し部にΦ2軸がちょうど入るΦ2mm穴の真鍮パイプを接着剤で
 継ぎ足して軸の支持部を延長してガタを小さくします。

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エポキシで固めます
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ガタが取れたようすです。 これでモータのケース・・・アウターロータになったケースが
 高速で回っても安定して回せます。
https://twitter.com/shinichi_nin/status/1755892665651179645

3相配線です  元は回転子ですが 固定子、インナーステータ、ドローンモータとかと同じ感じになります
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手回し式3相インバータで回してみたところです。
https://twitter.com/shinichi_nin/status/1755978946586493193

エンドベルも付けて130モータの外観に戻して回している様子です。
https://twitter.com/shinichi_nin/status/1756321716308222115
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詳しい説明などはブログの方をご覧ください。
https://n-shinichi.hatenablog.com/entry/2024/02/10/134304?_gl=117f33ep_gcl_au*MTQ3Njc4MTg4MS4xNzAxNDQxMjg3

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工作ごとの趣味を紹介してます 現在仕事は次世代パワーエレクトロニクス研究です。 昔はHV車、、量産車からルマンHVレーシングカーなどの インバータ、モータの設計、開発。  名古屋大学非常勤講師(モータ、インバータ制御技術) 小学5年生理科講師(電磁石、モータ単元) ブログで詳しい説明をしてるもの多いです。      https://n-shinichi.hatenablog.com/
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