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chrmlinux03 2025年01月30日作成 (2025年01月30日更新) © MIT
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【SPRESENSE2024】3Dプリンターで長岡式マトリクススピーカー【夢のオーディオ体験】

【SPRESENSE2024】3Dプリンターで長岡式マトリクススピーカー【夢のオーディオ体験】

はじめに

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長年の夢だった、あの伝説のマトリックススピーカーを、3Dプリンターでついに実現! 想像をはるかに超える、
360度全方位に広がる驚異のサウンドを体験してください!

本投稿では、長岡先生の傑作に敬意を払い、最先端の3Dプリンター技術と私の情熱を注ぎ込んだ一大プロジェクトの全貌を公開します。 従来比120%の解像度向上、クリアでパワフルな低音、まるでコンサートホールにいるかのような臨場感を実現した、唯一無二のオーディオ体験をあなたにお届けします。

準備から完成まで、魂を込めた製作の軌跡

・ 厳選された材料とツール

部品名 販売先 価格 御提供品
SPRESENSEメインボード Amazon他 6,080円(税込)
SPRESENSE拡張LTEボード Amazon他 1,1000円(税込)
4Ω系スピーカ ダイソー 330円(税込)x数個 -
M3L10ネジナットセット(スピーカ固定用) どこでも 200円(税込)x数個 -
M4L10ネジナットセット(ターミナル用) どこでも 200円(税込)x数個 -
PAM8403(ステレオD級フィルタレスオーディオアンプ) Amazon他 595円(税込) -
適当なガラス瓶 ダイソー 110円(税込)x数個 -
業務用焼きそばソース Amazon他 750円(税込) -

液晶ディスプレイを購入したのですが、内蔵スピーカが付いて無くて
泣く泣くダイソーの300円スピーカを買ったのがきっかけ。
でも、もう300円スピーカは売ってない。

・ 設計図の解析と3Dモデル化
ある程度の音楽(スピーカ)の知識はあるので
あとは作りまくるだけですね
結局色々物資を購入することになるので
接続用ターミナルも自作しました
自作ターミナルつまみ
M4ナットセットを使ったターミナル
配線はここを通すのでガラスに穴は要らない

エンクロージャー詳細はこちら
今回はバスレフ機構を採用

・ 試行錯誤を繰り返したプリント工程
もう フィラメントを何本使ったか分からないくらいですが
最終的に ダイソーのガラス瓶が良い音と言うのが分かりました
また良い音を追求する為に
凄まじい数の印刷と組み立てを行いました

自作ターミナルを覚えた
手元にあった配線用ゴムブッシュ
初期の作品 底面にゴムブッシュを採用

ダイソーレジン型
底面はダブルで
意外な事にレジン型の丸が良い音がします

5面にゴムブッシュ
インフィルを調整
思い切って5面に搭載してみました
3D印刷時にインフィルをいじると空気を使った音の遮蔽が出来たようなそうでないような...

逆に薄い壁をジェネレータ代わりに
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もしやと思って4面に薄いPETを使ってみましたがなかなかいい音

最終ガラス瓶 見えるスピーカ バスレフポートも調整可能(接着)
最終的にガラス瓶を使いました

・ 緻密な組み立てと調整
ダイソーがあったら入ってノギスの代わりにタバコの外箱で測定の毎日
意外と"指ではじく"と最終的な音が判るとかいう謎の特技を得ました。
ダイソーとかのガラス瓶は 1mm くらい径が合わない事がありました
なので実印刷する前に
実印刷する前にスライスして篏合部分のみ
接続する輪の部分を試しに印刷すれば良いかも知れません。
ローマは一日にしてならずですね。
ターミナル群
・ 感動の最終テスト
いやぁ 音が鳴った時には感動でしたね
[映像が入ります]

3Dプリンターだから実現できた、こだわりのポイント

・ 複雑な形状を精密に再現
バスレフポートは接着
・ 理想的な音響空間を設計
お好きな配置でどうぞ

ステレオスピーカ結線図

ステレオスピーカ

ハーフマトリクススピーカ結線図

ハーフマトリクス

フルマトリクススピーカー結線図

フルマトリクス

MP3制御にSpresenseを採用!

拡張LTE基板が良い
拡張ピンを増設し6PINへ
PAM8403がよく飛ぶのでコネクタ付け
今回のプロジェクトでは、MP3制御にソニー製のIoT向けマイコンボード「Spresense」を採用しました。Spresenseは、低消費電力、高処理能力、豊富なオーディオ機能を備えており、高音質かつ多機能なMP3プレーヤーを実現するのに最適なプラットフォームです。
SpresenseのAudioライブラリを使用することで、MP3の再生、停止、音量調整などを簡単に実装できました。また、マルチコアCPUを活用することで、MP3デコードと同時に他の処理を実行することができ、より高度な機能を実現できる可能性を秘めています。
自作オーディオライブラリはこちら

プロジェクトを通して得たもの、そして未来へ

・ 音響設計の奥深さへの理解

参考資料
長岡鉄男著「オリジナルスピーカー設計術」
長岡鉄男著「自作スピーカー設計術」
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・ 3Dプリンターの可能性を再認識
うん、やっぱり造形として使うのではなく 道具を作りだす為の道具として使うのがいい。
・ Spresenseの可能性
良い音ですね、聞いてて涙出ました。
・ 今後の展望:さらなる進化を目指して
外部から赤外線やBTを使って完全オーディオにするのも可能ですね。

さいごに

お疲れさまでございました
3Dプリンタ持ってるのであれば是非一度体験頂きたく思います
よろしくお願い申し上げます

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今は現場大好きセンサ屋さん C/php/SQLしか書きません https://arduinolibraries.info/authors/chrmlinux https://github.com/chrmlinux #リナちゃん食堂 店主 #シン・プログラマ
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