きっかけ
冬、寒いですよね〜。私は霜焼けがひどいです。その割にはエアコンをあまり使わず、よく指先が冷たくなっています。無意識のうちに電気代をケチる節約しているのかも知れません(面倒くさがり屋なだけかも知れないが)。意識改善でどうにかなる問題でもない気がしたので、半強制的にエアコンを点ける生命維持装置(?)を作ることにしました。
概要
- Arduinoを使用する
- 温度センサで室温を計測
- 閾値を下回った場合に赤外線LEDから信号を送信
- とにかく手軽に、短期間で構築
一冬越せればいいや
使用部品
- Arduino (互換機)
- 高精度IC温度センサLM35DZ
- 砲弾型赤外線LED
- 赤外線リモコン受信モジュールPL-IRM2121
- 他必要に応じて抵抗器、ジャンパ線、ブレッドボード等
完成形
※抵抗器間違えてます……
ブレッドボードの左側に温度センサ、右側に赤外線LEDを配置してあります。温度はA0で読み、LEDはD3で駆動しました。
構成
信号の送信
まず純正リモコンが送信しているデータを得ました。
このように赤外線リモコン受信モジュール(38kHz)を結線します。解析プログラムにはGithubで公開されているIRライブラリを利用しました。
shirriff/Arduino-IRremote
このライブラリのサンプルプログラムを使用します。デフォルトでは11番ピンに入力された信号を解析するようになっているので、その通りに結線します。
…
……
.……結論から言うと無理でした!!
信号が長すぎてエラーを吐きました。
面倒くさいので丁度いいライブラリを見つけてきました。
ToniAさんのarduino-heatpumpirというものです。
エアコンのメーカーさえ分かれば信号を送信できるスグレモノでした。
(今までの流れなんだったんだ……)
温度センサの実装
A0に入力した電圧を換算して室温を求めます。
変数degreesに温度を代入する部分
void loop() {
//略
float degrees = ( round (( analogRead ( A0 ) * ( 5.0 / 1023.0 ) )* 100))
//略
}
完成
後は定期的にdegreesの値を更新させておいて、一定の値を下回った場合に、先ほどの信号を送信するプログラムにパスするだけです。
まとめ
一応時々エアコンをつけてくれているので、ちゃんと仕事をしているようです。よかったよかった
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suki_eli
さんが
2021/02/20
に
編集
をしました。
(メッセージ: 初版)
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suki_eli
さんが
2021/12/08
に
編集
をしました。
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