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stop_pattern 2021年02月28日作成 (2021年02月28日更新)
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stop_pattern 2021年02月28日作成 (2021年02月28日更新) セットアップや使用方法 セットアップや使用方法 閲覧数 576

おもちゃ基板を作る

おもちゃ基板を作りたい!

同人ハードで中国に基板の製造を依頼するのはよくあることですが、基板自体をおもちゃにして遊んでいるのをTwitterで見かけたのでマネして見ることにしました
基板CADはEagleを使います

基板のシルクを画像から生成する

基板のシルクを画像から生成するにはULPのimport-bmpを使います(プリセットで入ってる)
キャプションを入力できます

ULPの使い方

このULPは扱いが少しわかりづらかったので備忘録もかねて少し詳細に書いておこうと思います

画像の挿入

インポートしたい画像を持ってくるときに、グレースケールなどでは中間色が抜けるor結合がとてもめんどくさくなるので可能な限り2色イラスト等にすることをお勧めします
画像を選んだあとのウィンドウで何色で認識されてるか分かります(この場合は2色だけど普通だと256色出てくる)
キャプションを入力できます

ULPの設定

サイズ設定ですが、基板サイズと画像サイズから拡大率を割り出して設定します
設定項目はこんな感じ

  • Format
    • DPI
      1inch当たりのドット数
      • Scaled
        1pixel当たりのサイズ
    • Aspect/Ratio m
      使わなかったからよくわからん
  • Unit
    Fomatで指定したやつの単位(DPIのときはInchだけしか選べない)
  • Value
    指定する数
  • Layer
    初めのレイヤ(2色目以降はインクリメント)

おススメは画像を1000x1000[pixel]とかで作っておいてScaledで設定する方法です
例えば、100x100[mm]の基板全面に画像を貼りたいときは、画像が1000x1000[pixel]だったらScaledのmmで0.1を指定すればOK

出力

設定し終えてOKすると勝手に計算してくれてスクリプトが吐き出されます
後はスクリプトをRunしてほっとくだけ
描写領域の広さにもよりますがしばらく待てば指定したLayerに画像が吐き出されることでしょう
画像では緑と青でレイヤが違っています
(画像はちゃんと撮ったはずなんですがなぜか変にトリミングされてます、ごめんなさい)
キャプションを入力できます

元ネタ

ちなみに元となった車両はこれでそれっぽく友人に絵をかいてもらいました

Ohtsuka Makoto - 投稿者自身による作品, CC 表示-継承 3.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=26438057による

実際にこれをシルク印刷する際には、tplace/bplaceとレイヤを統合する必要があります

送られてきた基板

ガーバー吐かせていい感じに大陸に投げて送られてきた基板はこちら!

よく見るとわかりますが前照灯と後尾灯の部分にLEDを置けるpadを仕込んでいるので実装して光らせたんですが写真をとり忘れたので後日追加しておきます...

まとめ

意外と簡単におもちゃ基板は作れる!
おもちゃ基板作るのは楽しい!

みんなもおもちゃ基板を作ろう!!!

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twitter:@stop_pattern
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