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takuo.saito 2021年02月10日作成 (2022年01月18日更新)
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死の谷を渡ろう!ICSP書き込みアダプター

PIC ICSP automatic writing adapter for PICKIT
PIC ICSP automatic writing adapter for PICKIT**
PICプログラミングを志し、PicKit、PIC、ブレボ、etcを購入してデーターシートと睨めっこをして、テストプログラムを書き、いざPICへプログラムの書き込みで
「Failed to program device」などのエラーが発生し、PICプログラミングを断念された方は多いのでは?
この「死の谷」を多少なりとも安全に渡る為にICSPアダプター(通称ゲタ)を開発してみた。
また私を含め、いろんなPICで遊んでみたいのだが、視力と気力の問題で「死の谷」を渡るのが面倒になってきている人の為にもなると確信している。

◆装置について
 ICSP(PicKit)にてPICをプログラミングする時の、5本の配線MCLR/VDD/VSSICSPDAT/ICSPCLKをPICタイプを選ぶ事で切り替えてくれる。

◆装置の仕様
 1.ロータリーエンコーダーにてPICタイプを変更できること
 2.選ばれているPICタイプの代表的な型番、ピンアサインが液晶(OLED)で表示されること
 3.PICへの電源はオンボード、PicKitの何方からでも供給できること
 4.オンボードのVDDは3.3V、5Vを備えること
 5.ターゲットPICを本ゲタ上に置い状態で、外部回路の接続が可能なこと
 6.対応可能PICは秋月電商さんの「PicKit対応ICSP書き込みアダプターキット」と同じとすること

切り替えスイッチ

◆回路図
回路図

◆回路ブロック図
回路ブロック図

◆画面及び制御データ作成手順
画面及び制御データ作成手順

◆メモリーマップ
メモリーマップ
◆使い方
1.左下の6ピンヘッダーにPicKitを接続します。
2.ZIFソケットにターゲットPICを取り付けます。右下が1番ピンとなります。
3.ロータリーエンコーダーを回し、PICタイプを選択し、ロータリーエンコーダーをプッシュします。
4.MPLAB X IDEからプログラムを書き込んで下さい。

操作1

操作2

◆動作状態動画
OLEDディスプレー表示部(128x64 SSD1306)

ここに動画が表示されます

LCDディスプレー接続時表示(16x2 1602A)

ここに動画が表示されます

PIC12F609書き込み風景

ここに動画が表示されます

◆その他
 手持ちのPICでのテスト終わりました。10F200,10F322,16F88,16F1503,16F18326で書き込み。
 テスターで接続を確認している時に、ショートさせて16F18326を2個お釈迦にしました。AMS1117-5が死んでいてPICに12V電圧がかかってました。
 LCD、7セグは無くても動作します。メインはOLEDなんですが、デバック時に便利だろうと搭載可能にしています。

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