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HakoHiro 2020年05月03日作成 (2021年02月09日更新)
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HakoHiro 2020年05月03日作成 (2021年02月09日更新) セットアップや使用方法 セットアップや使用方法 閲覧数 1521

PSoCで7seg LED表示(HP Bubble Display - 7-Segment )

PSoCで7seg LED表示(HP Bubble Display - 7-Segment )

概要

PSoCを使用して、7segLEDを表示します。
キャンペーンに応募したいが為に、しばらく使用していなかったWindows10とPSoCを立ち上げましたが、Updateに時間のかかること・・・
7segLED自体は、PSoCでは簡単に実現できます。ただ、今回はディスコンになって久しい、HPのBubble Displayを使用しています。

構成

  • PC:Windows10(Mac miniからMicroSoft Remote Desktopで接続)
  • PSoC: PSoC5LP CY8CKIT-050 開発キット(基板上にブレッドボードエリアが設けられています)
  • 7segLED: HP Bubble Display QDSP-6064

Bubble Displayとは

  • HPの極小サイズの7segLEDです。但し、ディスコンです。
    基本的には、通常の7segLEDと同じです。
    LEDの前面にレンズが入っていて表示を見やすくしています

PSoC Creator

PSoCは、デジタル、アナログ回路を自由に組み合わせ、半田付けをせずに回路を組むことが出来ます。
回路作成用ツールが、PSoC Creatorです。細かい使い方は割愛いたします。

LEDドライバー

PSoC内蔵の、LEDドライバーを回路エディターにドラッグドロップします。
7Segを選択、4Digitを選択

プロパティを調整
Segment端子を設定

カソード端子を設定

これで回路上の設定は済みました。

回路をスタートするために、main.cを修正します。

  • ただ LEDドライバーをStartし、数値を書き込むだけです。
    ハードウェアがLEDの表示をコントロールしていますので、CPUはほとんどなにもしていない状態です。
* File Name: main.c  
* Version 1.0
*
* Description:
*  Prints "- PSoC -" on an external x8 7-segment active high common and 
*  active high segment display at a refresh rate of 250 Hz per common.
*  The brightness of the "-" symbols are varied such that they gradually 
*  increase in brightness and then fades at a rate of approximately 2 Hz.
*
*******************************************************************************
* Copyright 2013, Cypress Semiconductor Corporation.  All rights reserved.
* You may use this file only in accordance with the license, terms, conditions, 
* disclaimers, and limitations in the end user license agreement accompanying 
* the software package with which this file was provided.
********************************************************************************/

#include <project.h>
uint8 InterruptCnt;

int main()
{	
    LED_Driver_Start();
//    LED_Driver_WriteString7Seg("PSoC",0);
    LED_Driver_Write7SegDigitDec(1,0);
    LED_Driver_Write7SegDigitDec(2,3);
    LED_Driver_Write7SegDigitDec(3,1);
    LED_Driver_Write7SegDigitDec(8,2);
    
    
	for(;;)
    {   

    }
}

/* [] END OF FILE */

動作状況

PSoCの端子と制限抵抗を介して繋ぐだけです

感想

PSoCは、豊富なデジタル、アナログ回路コンポーネントを有していて、かつそのデーターシートもすぐに引き出せるので、プロトタイピングには最適だと思っています。特にアナログは、DA,AD,オペアンプ等とずらりと揃っています。他のボードでアナログ、オペアンプを使おうと思うと、ICの選定、Pin配置の確認等延々とやることがありますが、それらが一切不要です。
但し、今回はしばらく使用していなかったWindows10のアップデートに延々と時間を取られ、挫折しそうになりました。
昔の動画ですが、タイマーを組み込んだ時刻表示の例を紹介いたします。

ここに動画が表示されます

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函館在住のOldエンジニアです。マイコンは Z80ワンボードの頃から使っています。なにせあの頃は、ハンドアセンブルでプログラム作成していました。(ニーモニックを手書きで書き、それを表を見ながら機械語コードに落とします)おかげで リターンコード(RTN=0xC9)はいまだに覚えています。RTNまで来るとサブルーチンが一段落でホッとするので・・・ 現在は、電子工作の他に錫で色々作って楽しんでいます。
  • HakoHiro さんが 2020/05/03 に 編集 をしました。 (メッセージ: 初版)
  • HakoHiro さんが 2020/05/03 に 編集 をしました。 (メッセージ: 動画アドレス修正)
  • Opening
    deckeyeのアイコン画像 deckeye 2020/05/08

    PSoC Creator、良い感じですね。
    アナログ回路、私は再勉強が必要そうではありますが、単純に触って楽しそうです。

    0 件の返信が折りたたまれています
  • HakoHiro さんが 2021/02/09 に 編集 をしました。 (メッセージ: タイトル写真Up、動画リンクを修正)
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