近年南海トラフや首都直下型巨大地震が起きると言われておりますが,そういわれ続けて数十年,
言われることに慣れて,普段から対策を取られている人は,全国にどれくらいいるでしょうか?
私も,言われ続けて,防災グッズとか対策とかおろそかにして,被災時にけがをした人です.
そのけがをしたときにふと思いついたのが,今回の製作例です.
その構成を紹介します.
知れる事
◇懐中電灯と即席で非常灯にできるLED照明器具の作成方法
※ただし,組み立て方にとどまっているため,
読者の皆様がアレンジを加えて製作していただければと思います.
解説動画
ユーチューブ ニコニコ動画 にて 解説もしています.
どのような動作をされるか見たい方は,ご参照ください.
即席非常灯 兼 懐中電灯 LEDクランプ1号
概要・基本構成
●概要
今回は,私が震度5の地震の時に,停電が発生して,その際にけがをしたときに思いついたものです.
停電時に懐中電灯で暗くなった部屋を照らしながら,避難具を探していた際に,足元が暗くて
けがをしたので,見えにくいところにライトを設置・固定して照らせば,怪我を防ぐ
ことができたのではないか?という発想です.
●構成
日曜大工で利用するクランプに,秋月電子で販売されているLED基盤,電池,スイッチを装着しています.
まず,クランプに取り付けるハウジングですが,3Dプリンターで造形します.
このハウジングは,近くにあるホームセンターの形状に合わせて製作しております.
なので,皆様が購入されたクランプの寸法に合わせて製作されるのがベストでしょう.
私の場合は,クランプをかぶせるようにネジで締め付けて装着するに製作しています.
以上で完成です.
このLEDクランプは,ネジ部のところを取っ手として,提灯の様に握れば懐中電灯の機能になりますし
家の中のドア枠や,階段の手すりに締め付けて,非常灯としての利用も可能です
ドア枠上側に締め付け⇓
ちなみに,懐中電灯を壁に貼り付けて,非常灯みたいにしてみたのがこちらです
照射範囲が狭く,広く照らすことができません.
また,壁面に貼り付ける場合,ガムテープ等を利用しますが,湿っていたり,汚れていたりすると,
剥がれる可能性があります.
そのため,今回の,LEDクランプで締め付けれるところに,強く固定することで,LEDが固定位置からずれにくくなります.
今回使用しましたLED基盤
秋月電子通商
面発光白色LEDモジュール 40x30mm
https://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-08888/
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ProjectSR
さんが
2022/02/16
に
編集
をしました。
(メッセージ: 初版)
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