最後まで必ず読んでください。抵抗のワット数を間違えると最悪燃えます。
結論
抵抗は1/2Wを買っておけ。
電子工作初心者は特に。
理由
LEDを点灯させる場合、1/4Wで十分すぎるぐらいである。
↓
秋月電子通商で扱っている(炭素皮膜)抵抗は、1/4Wと1/2Wで大きさと値段が同じである。
↓
じゃあ、幅広く使えそうで、上位互換の1/2Wで良い。
パワーLEDや赤外線LEDなど、電流を多く流す必要が有るものでも、1/2Wでどうにかなる。
もし1/2Wで足りない場合、2つ以上の抵抗で合成抵抗を作れば、1W以上耐えられる。
失敗談
電子工作を始めたての頃、私はあまり考えずに1/4W抵抗を買った。
抵抗のワット数の意味を知った後でも、LEDを点灯させる程度の電子工作では1/4Wで十分だったので、1/4W抵抗を買い続けた。
その後、赤外線LEDを使った学習リモコンを作ろうと思ったときに、1/4W抵抗では足りないことに気づいた。
例えば、1/4W抵抗で1Wに耐えるようにするには、抵抗を4つ使う必要がある。抵抗4つで必要な抵抗値を作る必要が有るが、結構難しい。並列にすれば抵抗値1/4だし、直列にすれば4倍。手持ちの抵抗ではほしい抵抗値を作れなかった。じゃあ買うのか?新たに買うのであれば、ワット数の高い抵抗を買い直せば良い。同じ(近い)抵抗値の1/4W版を持っているのに、1/2W版を買うのか?
最初から1/2Wを買っておけばよかった・・・・・
結論2
抵抗は1/2Wを買っておけ。
大きさは1/4Wのものと同じだし、値段も同じ。
抵抗値が同じものを2つつなげれば、1W耐えられる。
4つつなげば、2W耐えられる。
電子工作で2W以上消費するものはあまりないだろう。
注意
この記事は、電子工作初心者向けです。
まず初めに買っておいたら便利なのは1/2W抵抗ですよ、という記事です。
工作する際は、きちんと電力を計算し、適切なワット数の抵抗を使用しましょう。最悪燃えます。
この記事を読んで行った行為や起こった事象に関して、責任は取れません。
電力の計算はこちらの記事が参考になります。
抵抗のワット数の選び方【LEDの電流を制限する抵抗に使うケース】
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shigobu
さんが
2021/03/15
に
編集
をしました。
(メッセージ: 初版)
-
shigobu
さんが
2021/03/15
に
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をしました。
Opening
futaba2
2021/03/16
shigobu
2021/03/16
futaba2
2021/03/17 -
shigobu
さんが
2021/12/07
に
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をしました。
ログインしてコメントを投稿する>並列にすれば抵抗値1/4だし、直列にすれば4倍
2つを並列に、残りの2つも並列に、そしてそれらを直列に繋げばいいのではないでしょうか。(勘違いでしたらすみません)
その通りです。
そうすると、抵抗値変わらずでワット数が4倍ですね。
しかし、赤外線LED1個点灯させるために、4つも抵抗をつなげるのか?
という葛藤もありました。
抵抗2つなら許容できるのですが。
結局、1/2Wの抵抗をはじめから買っておけば、抵抗2つでいい感じの合成抵抗になるのになぁ。
と、結論へつながるわけです。
>赤外線LED1個点灯させるために、4つも抵抗をつなげるのか?
ああ、確かにそうですね。失礼しました。